フランスで出産-その2-

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息子が先月1才の誕生日を迎えました。
この1年ながかったような、短かったような・・・
おかげさまで、大きな病気をすることなく、毎日元気で
すごしています。相変わらず体は大きく、とくに頭回り
がとっても大きくて、18〜24ヶ月の服でも頭が通り
にくいのがあったりして;;せっかく買った服なのに
残念!ということも。

出産のはなし、1回めを書いてから間があいたので今更
ですが、病院のことだけ書いておこうと思います。

無痛分娩が帝王切開になり、息子の顔を取り上げてもら
ってすぐに見せてもらったあと、術後室に4〜5時間
いました。病室がいっぱいだからということで・・・
(ちょうど同じ日に10人赤ちゃんが生まれたそうです)
このときが一番つらかったような。
縫った傷口を「うまくくっついているか(?)確認!」
ということで、看護婦さんに5〜6回ぐいぐい押された
んですよね〜・・・麻酔が効いている間はよかったけど
後半泣きそうに痛かった;;本当に必要なの??という
疑いがいまだにあります。
病室に入ったら息子がベビーベッドで寝ておりました。
公立の病院だったのですが、個室で、トイレつき。
ベッドはリモコンで上体の部分を上下に動かせるもの。
初めの2日ほどは傷口がいたくて、息子にミルクをやる
のでせいいっぱい。
ウンチは看護婦さんがかえてくれていたような・・・
(ほとんどもうろうとしてて覚えてない)
お通じがあるまでは食事もビスケットとジャム・バター。
さすがに2日めはお腹が減って、ちいさなビスケットを
大事に食べていました。我慢できずカフェオーレをおか
わりしたら、「おかわりできたからね!」と次は食事を
出してくれました。(お通じがあったからじゃなかった
ような)

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上の病室の写真左
についたてがあり
ますが、ここがお
むつ替えの場所。
トイレットペーパ
ーのような紙がで
る仕掛けになって
ました。それを、
洗面器にくんだ水
に浸して、赤ちゃ
んのおしりをきれ
いにします。
トイレの洗面で水
を汲んでくるので
すが、お湯はでな
かったように思い
ます。
3日目くらいから、
自分でここまで赤ちゃんを運んでおむつ替えをしていました。
日中は入れ替わりたちかわり、看護婦さんその他が何やかや
聞きにこられたりしたので、ほとんど寝られなかったです。
夜中も病室の不足物を置きにくるついでに、ミルクを幾ら
飲んだか?ウンチは出たか?と聞かれるので、寝てても起
きて答えてました。
ミルクは母乳を先にやって、そのあと病院で配られる液状
ミルク。母乳がきちんと出てるか?だったので、最初は様子
を見て、体重が減ってきてから、母乳以外にあげるように、
と。
食事係の黒人の看護婦さんがなんとなくユーモラスで、気分
的に救われました。プチ・パンが、その人がいうと「ペチ・
パン」に聞こえて、おかしかった。食事の希望を聞きに来て
くれるときも、仕事!って感じじゃなく、は〜い、来たわよ〜、
とベッドのはしにちょこんと腰かけて、少しなまりのある話
し方で聞いて、じゃね〜と帰っていく。子供にうまくお乳を
あげられないときも、ぐいっと息子の頭をもって、
「食べなきゃだめ!」
とやってくれたのですが、彼女じゃなければいやだったかも。
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これが、ある日の食事です。
「あんまりおいしそうじゃない」
という感想ももらったのですが、私にはおいしかった〜。多分
かなり消耗していたんだと思います。あとは味がどうのという
より、お乳のため!!と必死に食べておりました。

シャワーは2日めからOKということでしたが、私がとてもその
元気がなく、3日めにようやく歩いていきました。
痛いんじゃないか?と心配でしたが、ぜんぜん。縫ったところも
自然に糸がとれる(?)とかで、何もなし。1ヶ月後に手術して
くれた先生の検診が一度あっただけで、入院中は看護婦さんか
助産婦さんの回診のみでした。
空気が乾燥していたので、咳がでることが多くて、傷口がひき
つれて熱いという感じの痛みがあり、くしゃみなど必死でこらえ
止める技も身につけました。

毎日沐浴の時間があり、助産婦さんが息子を連れていってくれ
たのですが、最後になって見に行ってみたら、他のお母さんは
ちゃんと自分で助産婦さんに習ってされてました;私の状態が
いまいちだから、と特に何も言われずにいたようです。
そういえば、入院に際して、いっさい説明なしだったので、後
から分かったことなどもあり、知っていたらと残念でした。
例えば、赤ちゃんを預かってほしかったら、保育室があったと
か・・・。最初は聞く余裕もなく、夫にあとから聞いたりして
わかったのですが。赤ちゃんの沐浴も、傷口が痛くて無理だっ
たかもしれないけれど、きちんと習っておきたかったなあと。

お見舞いはごく近しい人だけ、夫は毎日仕事帰りによってくれ
ました。私はほとんど病室から出ませんでした(出られなかっ
た;)。
5日で退院(日本では何日なんでしょうか?帝王切開なら1週間
、という人がほとんどだったような気がしますが)いつもなら
歩いて2,3分の距離を、10分くらいかけて帰りました。
病院でも歩く練習、と病室を出たら、20歩くらいで傷口が痛
くなってやめてたので、いきなりの長距離でした。
退院後2日くらいは義母がいてくれましたが、その後は育児・
食事の支度で、否応なく体が慣れました。最初は台所仕事が辛
くて、座る椅子がほしかったですけど。

ということで、1年後の出産記、です。
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Commented by アマリリス at 2009-06-17 23:47 x
ご無沙汰してます、コメント付けたいと思いながら毎日の育児でヘトヘト・・・でした。
子育てしている私にはとても興味深い内容でした。
ちなみに私は二人とも自然分娩だったのですが、帝王切開だった方は2週間位入院されてたように記憶しています。扱いもフランスの方が「ざっくり」という印象を受けましたね。
出産後2日も食べられないなんて!二人目の時、私はこっそり買っておいたあんぱんを出産1時間後にベッドでかじっておりました。その位体力を消耗しますものね(笑)
食事もフランスよりもうちょっと豪華だったな・・・ただ母乳推奨の病院だったので、「全部食べないでくださいね。おっぱい張ってきますから」と言われたので泣く泣く残していました。
あの頃の豊かな胸は子供が卒乳したと同時にしぼんでしまい、今は跡形もありません(泣)



Commented by アマリリス at 2009-06-17 23:49 x
書ききれなかったのでつづきを・・・
おむつの交換台、便利そうですね。日本ではデパートやショッピングモールに立ったまま換えられるタイプがありますが、自宅では床にかがんで「よいしょ」とするので腰の悪い私はぎっくり腰になったことがあります。

帰宅後もフランスではすぐに家事と育児をこなすのでしょうか?日本では出産後二週間は床上げしないで寝たままの生活、その後も一カ月検診までのんびり寝たまま実家にお世話になるパターンですが、フランス人から見たらぐうたらだと思われそう・・・。
朝夕美さんは帝王切開なのに帰宅後よくがんばりましたね~。
出産ひとつとっても日本とフランスには違いがありますね。
子育て(特に躾)はどうなんでしょうか?とても興味があります。今度ぜひブログに書いてくださいね
Commented by aplusfleurs at 2009-06-20 22:55
アマリリスさん、こんにちは!おむつ台はtable a lingé(ターブルアランジェ、allongerだと最初勘違いしていました;)で、こちらではタンスと一体になったのや、車輪つきなどタイプは色々ながら、一般的なようです。・・ただ、ブログにも書いた、キネにかかってから嫌がって寝返りして落っこちそうになるので、日本から持ってきた床に敷く分でずっと変えてます(うちでは玄関で靴を脱いで生活してます)。もともと、じっとしてないタイプだったので、今の方が安心できますが、ぎっくり腰だとつらいですね〜。うちも、大きいのでときどき腰にきてます;
帰宅後みなさんどうされてるかは?たぶん実家で静養、という話は聞いたことがないのでこちらの習慣ではすぐ働いたり家事をしているのでは?と思いますが、また知人に聞いてみますね!
by aplusfleurs | 2009-05-07 06:39 | 出産・子育て | Comments(3)

フランスでの生活、お花の話を中心に、のはずが、最近は育児日記に;2009年サンクルーへ引越し、2014年3月夫の転職により日本へ。2010年10月フラワーアレンジメントのフランス国家審査員資格合格♪


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