桃のソルべ
2010年 08月 10日
7月中旬頃から、桃がたくさん出回ります。
フランス語ではpeche(ペッシュ)、日本の白桃のような
外観で、にこ毛のあって、中身が黄色いもの、ネクタリン
の他、ブルニオン(brugnon)という、ネクタリンのような
つるっとした皮で、中身が白いのもあります。(こんなの↓)
桃好きの私としては、つい何個も買って、傷みそうになる
まで食べられないのは、悪い癖。。。
野菜でもなんでも、こちらのものは、冷蔵庫にいれてお
いても、痛みが早いです。出荷のために、早くから収穫
する、とか、保ちがいいように改良する、とかいうことが
ないのだろう、と想像してますが、薬品などを使って、色
を保ったりせず、自然のままであるからかも?
それで、少し前、暑さがまだ厳しかったとき、スーパーで
アイスクリームを買うこともままならず(何せ歩きだと、20
分はゆうにかかるので)、そうだ!シャーベットつくろう!
と思い立ち、見つけたレシピで作った桃のソルベ。
今ではすっかり定番。何しろ、買った時点で、すでに熟れ
ているので、マルシェの八百屋さんに
「plus ferme,s'il vous plait」
(固くしまってるの、お願いします)
と言っても、普通の桃はほとんど完熟まぢか。
それで、最近くりかえし作る、バナナパウンドとともに、痛
む寸前のものを捨てずに利用。
桃2個、ネクタリン1個で、とありますが、場合によっては
内容をかえたり、数をかえて何度目か、いちばん色も味も
よかったのが、いちばん上のもの。
桃の色味もみずみずしかった!
少しネクタリン増やすのがいいみたい。
前のバージョンは写真でも、いまいち・・・
フランス滞在1度目のとき、一軒家の中のステュディオに
いたのですが、マダムが桃を皮ごと食べていたのを覚え
てます。ふつうの桃の皮も食べるの?とびっくりしました。
ほんとは皮と実の間に、ビタミンか、何やらいいものがある
らしい、と専門家が言ってるのを聞いて、マダムの食べ方
が理屈にあってたんだなァーと感心。
こちらでは、桃だけじゃなく、アプリコットなどかなーり熟れ
てから食べる人が多いみたいです。私からみたら、完熟、
熟じゅく・・・という、もつとぐにゃっとなるのを
「これはOK」
と言われると、つらいものがありますが・・・
うちの夫も、私なら大丈夫!なバナナの固さでも
「これはダメ」
と却下。ここにもカルチャーショックあり、です。