ちょっとフランス語-2- マダム、ムッシュー

ちょこちょこ書くつもりだった、フランス語についてのこと。
はっと気づけばもう1年半・・・;

さて、今回は、基本中の基本、というか、基本にも入って
ないのでは?と思う、

マダム、ムッシュー

について。フランス語を知らない人でも知ってる単語です。

正直、フランス語のレッスンで、
「いつ、マダム、ムッシューと呼びかけるか?」
なんて、習いません。漠然と、名前を知らない、ご婦人、
殿方に呼びかけるとき?と思ってますよね。日本では、
名前がわからなかったら、
「すみません」 「失礼ですが・・・」
で代用しているし・・・。ということで、私も、よほどのことが
ない限り、最初は使わずにいました。

留学最後の頃、エリック・ショバン(たぶん、雑誌などで
ばんばん活躍されていたし、テレビにも出ていたので、
日本では有名なはず)のブティックで見習いをしていた時、
お隣のおもちゃやさんのご主人がときどき遊びに来ていま
した。
ある日、まだ4~5歳くらいの息子と一緒にきていたその
ご主人、子供に
「挨拶のあと、マダム、ムッシューとちゃんと言わないとい
けないよ!これはとっても大事なことだよ!!」
などと言い聞かせているのを聞いて、初めて、
「そうかー、ただ挨拶だけだと、失礼になるのか!」
と分かりました。

その後ことあるごとに観察しているのですが、どうも、それ
は商店の店主、という立場上、あと、子供への教育という
ことであったようで、みんながみんな、普通の
「ボンジュール」
のあと、または普通の会話で、マダム・ムッシューをつけて
いるわけではないようです。
でも、たとえば、パーティや、正式な場所で、相対する人と
の関係が重要なとき、礼儀を重視されるときなどは、話して
いる人への敬いなどをこめて、つける。
または、働いている場所、ちょっと頼みごと、長の付く人、
目上の人などと話すときは、つける。
すべて、まだ親しい関係にはなっていないとき。
そして、全てのフレーズにつけるのではなく、ここぞ!とい
うときにのみ、つけるのです。

商店や、買い物のときには、買ってもらう、サービスする側
が、
「この品物でよろしいですか、マダム」
という風に問いかけるときにつけることが多いです。丁寧な
人または、サービスになにか期待しているとき、お客さんの
方がそうやって話すこともあり。
でも、お客なのに、むやみに「マダム、マダム」と連発するの
も立場が逆転して、やたらへりくだっていて、おかしいみたい
・・・。

こちらでは、むやみに笑わない、という話を以前書きましたが、
自分の意思があるときには、にこっととても魅力的な笑顔を
見せることがあります。
日本と違って、お客の立場の方が、うまくサービスする側を
誘導するため、ほんわかとしたいい雰囲気にするため、うまく
この笑顔を使ってる場面をよく見ます。
でも、ただにこにこしてるだけでは、
「この人、なに?にやにやして・・・」
とかえって軽く見られたりすることもあり、一瞬にして、相手の
調子、たたずまい、性格を見ることにフランス人は長けてるな
~と思うのですが、「マダム、ムッシュー」の使い方に関しても
しかり。
基本にして、これほど使い方の場面を心得ていないといけない
言葉はないな、とつくづく感じます。

同じアパート内でも知らない人とたまたまお話することもある
のですが、そのとき、「マダム」「ムッシュー」をつけただけで、
なんとな~く、機嫌よく話してくれてるな、とか、フランス語は
まだへただけど、分かってるな、というような気分が伝わって
きます。

初心者の方なら、たとえば、こちらで偶然に知り合って、挨拶
を交わす程度の人に親愛・尊敬など表したいときには、ただ
「ボンジュール、マダム」
とつけるだけで、きっと、笑顔が出てくるはず。シンプル、でも
とっても有効な方法です。

その後に、
「Bonne journee (ボンジョルネ=良い一日を)! 」
「Bon apres midi(ボン ナプレミディ=よい午後を)!」
「Bonne soiree(ボンソワレ=良い夜を)!」
などなど、つけられたら、もう完璧!です^^。
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by aplusfleurs | 2010-11-26 20:38 | おまけの話 | Comments(0)

フランスでの生活、お花の話を中心に、のはずが、最近は育児日記に;2009年サンクルーへ引越し、2014年3月夫の転職により日本へ。2010年10月フラワーアレンジメントのフランス国家審査員資格合格♪


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