フランスのおでん、ポトフー♪
2010年 12月 03日
先週末からちらちらと雪が降って、寒さはスピードアップ。
明日は、フランス各地で雪が沢山降るとの天気予報;
(すでに、ブルターニュや、ノルマンディーなど、ふだんは
降らないところで沢山積もって、大変そうです)
こんなときは、体の温まるものが食べたい!と先々週末
から2回、ポトフをつくりました。
日本でなじみのない材料、Celeri rave(セロリの根、
写真中央)は、千切りにしてサラダ、炒めたり、グラタンの
中にもいれるようです。炒めると、ほくほくとお芋のような
食感。長く持つし、フランスでは好きな人が多そう。
あとは、縮れキャベツかな。
ココットについているレシピで料理やお菓子を作ってみた
のですが、いつも、イマイチ。(単に、私のやり方がマズイ
だけかもしれませんが)
前回、一度肉を水にかけてゆでこぼし、それから圧力鍋に
かける・・・とレシピに忠実にしたら、お肉が硬くなってしま
ったので、今回は昔ながらの、普通にお肉を水から煮て、
アクをとり、野菜(ジャガイモは最後)を入れてたく、という
やり方で作りました。
1回目はマルシェのお肉屋さんの肉、これが、ばっちりで
とろける舌触り!2回目は、近所のお肉屋さんのお肉、が
ちょっとイマイチ・・・。どうも、煮込み時間がたりなかったの
も原因のよう。お肉がキーポイント、そしてお肉によって、
煮込み時間をかえるのが必要なようです。
同じ(しかもオーソドックスな)料理で、一喜一憂です;
しかし、こんな塊肉、日本では手に入らないだろうなあと思
いつつ・・・。
そうそう、お肉を水から煮るときには、ブーケガルニを忘れ
ずに。月桂樹の葉、タン(日本だとタイム)、ネギ、セロリの
葉も糸で縛って入れます。
タンは細かい葉が落ちるので、私は月桂樹の葉と一緒に
ガーゼでくるんでいれ、すぐとれるようにしています。
胡椒の粒もいれておきます。
水から肉を炊くと、びっくりするくらいアクがでます。丁寧に
とっても、冷めたらまた、油の塊。これが、体を温めるんだ
なーと思いつつ、またとって、冷蔵庫へ。
2度目は、トマトをいれて、トマト風味にします。
1週間で、2回(最後の方は、ミキサーにかけてスープにす
るそうです)おいしい。
スープも冷めにくいし、これぞフランスのおでん、です。
マスタードを添えて食べますが、日本のからしに比べると、
まろやかな辛さで、辛いもの好きの私には少々物足りない
のですが。
スープドポワッソンも、冬になると無性に食べたくなります。
食事の最後は、バゲットとチーズで仕上げ。日本で言うなら
ご飯とおつけもの。これがなくては、シマラないようです。