ロワール最終編
2011年 09月 30日
借りた自転車を返しに、いったんホテルへ。
行きは元気でしたが、帰りは暑さもピーク(旅行中の気温は
体感30℃ぐらいでした)で、3人とも無言。お城から入り口
の門まで行って、水飲み休憩(自転車でも10分くらいかかる
んです!)。
ホテルで一休み。ここで、お昼寝してくれたら。。。と思って
いたけど、息子は昼寝せず。午後は、アンボワーズ城近くの
クロリュセ城へ。
ここは、レオナルド ダ ヴィンチが晩年を過ごしたお城。
以前一度旅行で訪れ、私にとっては2度目。
(ちなみに、フランス語読みでは、ダヴィンチはレオナルド
ドヴァンシです)
館内よりお庭の方を重点的に。。と思っていたら、切符切り
のお兄さんにうまく呼び込まれ、けっきょく館の方から見る
ことになりました。
フランソワ一世の姉、マルグリットドナヴァルの部屋。
タペストリー前のお花(百合が倒れてますが)、部屋の荘厳
な雰囲気にあってます。クラシックなスタイルのデコ。
私が一番いい!と気に入ったのが、この部屋。食堂かな?と
思ってたら、ルネッサンス様式の大広間だそうで、ここで
ダヴィンチがフランソワ一世などお客様を迎えたそうです。
簡素に感じるくらいのシンプルさと、重厚なテーブルがマッチ
していて、すごく落ち着きました。3つのお城を見た中で、
ここが私の一押し。
教会。天井や周りの壁が紺色(暗いので濃紺に見える)で、
でも石造りの冷たい感じとは違って、暖かく感じました。
ダヴィンチの構想した飛行機やエンジン(?)の設計図や模型
などたくさんの展示が地下にありましたが、疲れてきて、ささっ
と通り過ぎ、中庭で休憩。シャーベットで少し元気を取り戻し、
公園になってるお庭へ。
素敵な空間です。自然生え(たぶん)のシクラメン。
田舎の庭にもよく生えてるので、やっぱりこちらの気候に合う
のかなあ。。。(日本では、鉢植えですよね)
庭には、そこここに、やはりダヴィンチが構想したいろいろな
機械や器具が子供達にもさわれるように置いてあり、これは
ボタンを押すと、大砲のような音と煙がでます。ずーっと張り
付いて離れない息子。「あっち行こう〜」と誘ってる私。
暑かった日が続いたせいか、少し雲行きもあやしく、最後は
駆け足で帰りました。
このクロリュセ城は断崖のような、少しきりたった崖に近い所
に建っていて、行く道々、その崖を利用した家があります。
どうなってるのか興味津々。中を見学させてもらえたらいいの
になーー。崖の中に部屋があって、そこに煙突が通ってる??
すごく気になります。おしゃれな雰囲気なので、なおさら。誰か
詳しい方、教えてください。
この日も、ホテルへ帰ったのは7時前。先にシャワーを浴びて
食事に行くのは8時。息子はくたくた。予定では、レストラン
開店と同時に行くようにして、ゆっくり夜は休もう!なんて話し
てたのに。。。息子はミニカーで遊んだりして、テーブルでは
わりと大人しくしていてくれたので、助かりました。
もう一組、息子より一つ下の子供さんにお母さんは妊娠中と
いうカップルがいて、少しお話したら、ベルギーのブリュッセル
から車できた、とのこと。私には考えられないバイタリティ。
こちらの女性は強い!
そうそう、今回訪れたブロワ城、シュベルニー城、クロリュセ城
に日本語のパンフレットあり(シャンボール城にもあったと思う
のですが、なぜか手元になし)。
有名な観光地はここまでサービス発達してるんだーと感慨深
かったです。
ロワール近くにはひまわり畑が多かった。肥沃な土地だけど、
ひまわり?(ぶどう畑もありましたが)とちょっと不思議。
食用油にするのでしょうね。パリでも、公園や道ばたの花壇に
ある花の大きさに圧倒されますが、ここでも。
最終3日目は、夫も息子も慣れないクーラーのせいか、体調が
いまいちの様子。それでも、なんとかBEAUVALの有名な動物
園へ行って、帰ってきました。
案の定、疲れのせいか、少し熱があったのか、お昼に食べた物
を戻してしまった息子。。。;日本式のあちこち観光スタイルは
きつかったかな?