泥棒の手口

ノエルのバカンス近くなると、よく玄関を鳴らされます。
先日はこんな感じ。

「ブー」(インターフォンの音)
「はい?」
「鍵を忘れてしまったんで、開けてもらえますか」


色んなパターンがあって、物売り(先日はりんごとシードル
でした)だったり、パリなどでは、アパートに暖炉があること
も多いので、煙突掃除夫だったり・・・(いま、暖炉を使う人
はいないも同然なので、煙突掃除は不要)

とにかく、日本でもある訪問販売と一緒で、こういうときに
「あ、そうですか」と開けてしまったら、だめなんです。
そうやって、空き巣ねらいが「どこの家のブザーを押せば、
開けてくれる」ということを知って、バカンス時期に盗みに
入る、ということに。

・・・と、これを書いてる最中にも、また「鍵なくした」と
男性がブザーを押しました。こういうときは、

「管理人さんに頼んで下さい。私は開けられないので」

ということにしていますが、今日は外人だと思ってバカに
してるな〜(日本の名字が出てるので)!とちょっと腹も
立ってたので、

「何なら、すぐ管理人さん呼びましょか?それに、鍵がない
なら、家にははいれないのじゃないの?


と言ったら、

「いや・・・両親も住んでるから、大丈夫」

じゃ、なんで知らない家のブザー鳴らすのよ?!あんた、泥棒
でしょ!!
・・・と心の中で叫ぶ私。

ここ数年で「知らない人には絶対開けない」ということを実行
していますが、最初はほんとか嘘か、どうしよう〜と思った
ものです。でも、パリに住んでいた時、煙突掃除夫に2度ほど
嫌な思いをさせられたので(1度目は知らずに必要かと思って
開け、次は直接うちのドアチャイムを鳴らされて、ドアをあけて
しまった)、少し学び、サンクルーに来てから階下の人が空き巣
に入られたときに、管理人さんが決してアパート中央の入り口
は開けないように、と教えてくれたから。

たちが悪い人は、

「消防士です」

なんて言ってくることも。
というのも、クリスマス前に、郵便局や消防署の人が、来年の
カレンダーを売りにくるのがこちらの恒例で、そういうときは
アパートの入り口に張り紙がしてあって、「どうぞ快い対応を」
と書いてあったりします。
こういう、空き巣に入りやすいアパートを調べる人と、盗みに
入る人とはまた別。調べに来た人が直接入る事はないようで、
犯人にたどり着くのは難しいみたいです。

それと、泥棒の手口として、疑われる一番の原因は、アパート
内の改装や工事で出入りした人が合鍵を作って、工事が済ん
でから、空き巣に入るというものです。
日本では考えられない!と思うのですが、そういうこともある
ので、こちらでは工事中は、誰かが必ず家にいるようにします。
鍵を渡してしまったら、合鍵を作られたりする原因になるし、
業者さんが下請けに頼む場合、安くあげるため、不法労働者を
使うことも多く、そういう人に家の中の物を壊され、見ていない
間だと証拠もないということで、弁償もされなかったりするから
です。
本当に、油断できません。。。とくに、今のアパートの裏口の鍵
は簡単に作れるものらしく、きちんとしたものに替えようという
話があったみたいなのに、同じ入り口を使う住人全員が賛成で
ないとだめらしく、それをしぶる人もいるので、替えられないとか。
(それで、カーブ(地下室)のワインを盗まれてしまいました;)

・・・厄介なのは、痴呆症のお年寄りなどが、誰にでも玄関の鍵を
あけてしまったりすることなのですが、それ以上に、私が外人なの
で、「開けるんではないか?」とわざわざ出会ったときに、
「あのね、この間こういうことがあってね、そういうときには
ドアを開けないのよ」

と言う人がいること。
「あー、よかった、あなたのような人がいて!私も絶対開けた
ことがないんですけど、そうじゃない人もいるみたいで!」

と言っておきましたが、この嫌みが通じてるかどうかは?です。
フランス語が日本語なまりだからといって、子供じゃないんだから、
分かってるよ!と言いたいところです。
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by aplusfleurs | 2012-12-19 06:03 | フランス事情 | Comments(0)

フランスでの生活、お花の話を中心に、のはずが、最近は育児日記に;2009年サンクルーへ引越し、2014年3月夫の転職により日本へ。2010年10月フラワーアレンジメントのフランス国家審査員資格合格♪


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