母として
2014年 01月 28日
ネットも見られるしメールも書ける。便利になったなー
と思います。春まで、と宣言してましたが、ぼちぼち
書けそうです。
息子を授かって、世間で常識とされていることに疑問を
感じることも多いです。自分でも勝手にそうなるのだろう
と思っていたのに、何だか違うな、と。
「母は強し」
母となれば、子供のために命も投げ出せるほどの強さが
自然と備わるかと思っていたけれど、実際の自分は
「母は弱し」
日本と違って産後の肥立ちなどこちらでは皆無。
家に帰って3日後には食事の支度に赤ちゃんの世話。
自由になる唯一の時間が朝のミルク前の早朝4時半、目が
自然に覚めるので、気分転換にインターネット、息子が
起きそうになったらミルクの用意。細切れにしか寝てくれ
ないので、寝てる間に夕飯の準備やら家事。昼寝で身体を
休めることもなかったせいか、産後はものすごく体が弱く
なって、やる気もでず。
ホルモンバランスがくずれるせいか、ヒステリックで神経
質になったし、一体、いつになったら以前の自分に戻る
のかと思っていました。
身体を痛めて産むから実感がある、というけれど、産んで
数年たっても、授かりものの感覚が抜けず、命の重さを
常に感じつつ育てていて、可愛いとかそうでないとか以前に
息子が目の前に存在していることがただただ不思議でした。
「強くなるのはいつなんだろう」
と思いながら、今自分が母であることがようやく普通に
なってきたところ。子供への責任感から、自分が弱くなった
と感じることの方が多かったけれど、優しい息子の言葉で
勇気付けられたりなぐさめられたり。この子が自分の子で
いてくれてよかったなあと思うことの方が多くて家の親子
関係は、私の方が支えられてる気がします。
息子によって、親にしてもらったのだと。なので、なぐ
さめてくれたりほめてくれたら、いつも
「ありがとうな。Mは優しいなあ〜」
とお礼を言ってます(笑)。親らしくない母で申し訳ないと
思いつつ、一個の人間として彼を尊重してるつもり。
私としては、
「母と子で強し」
がほんとではないかと思ってます。