カテゴリ:フランス事情( 28 )

自然の冷蔵庫

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急に寒くなって、少々ビックリです。北海道のほうでは雪も
降っていたみたいだし。つい最近まで20度超えていたのが
嘘のよう。

最近涼しくなったから‥‥と白菜を(毎週定期の宅配で、
お野菜セットがあり、内容をチェックしないと、続けて
同じ野菜が来てしまいます007.gif)割と涼しい(寒い)部屋
に置いておいたら、やはり、というか、表側の葉がダメに
なってしまいました。。マンションだから、機密性が高い
ので温度が高いのも当然ですが、ベランダ側のガラス戸を
いつも少し開けているので、大丈夫かなと油断していて。
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そういえば、フランスではお邪魔した一軒家、また夫の
実家では、台所脇の窓の桟にお野菜やら果物やらをポン、
と置きっ放しにしていたなーと思い出しました。
夏の暑い時はしてなかったかもしれないけれど、年中
何かしら外に置いてあって、特に田舎のお家は野生動物
も夜中に来たりするので、「大丈夫なのかな?」と心配
になったものです。
夫のお友達が一軒家を購入した、というので遊びに行って
みたら、やはり、奥さんが、野菜を無造作に窓の外にポン
と出していたので、あー、これが自然なんだ、と認識しま
した。
とはいえ、自分がそういうところに住めても、何となく
玄関や外から見えるところに置くのは抵抗あるだろうなあ
と思ったものです。
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家の中にはもちろん、冷蔵庫があって、乳製品やデザート、
飲み物や余ったおかずなど日本同様入れてあったのですが、
かなりの食べ物(すぐ食べる場合は、デザートなども)を
外に出してあったなあ〜。もちろん、デザートは箱には
入ってましたが、、、
そういえば、卵も義母は外に出していて、問題ない、と
言っていたのを、「卵は腐ったらあたるよ!!」と夫に
言ってしまっていた私。最近、日本の某テレビ実験番組で
卵は賞味期限切れても、かなり保つ、しかも外に置いて、
室温で管理したものの方がお菓子など作る場合は美味しい
のだ、と知り。。。008.gif恥ずかしいやら申し訳ないやら。
常識と思っていても、本当とは限らない‥ことをまた学び
ました。。。

フランスは湿度が低いのでできるのかもしれない、フランス
の自然の冷蔵庫。日本では、どうなんでしょう。

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by aplusfleurs | 2016-11-02 12:16 | フランス事情 | Comments(0)

とと姉ちゃんの雑誌

6月、なんと一度も更新せず。
あらー、、と自分でもびっくりです。

おそらく、小学校の役員活動、その他、時間と気が
とられていて、、書くことはあれとこれ・・・と何度か
パソコンの前に座ってはみたものの、書けなかった
ようです。
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朝の連ドラ、ただいまのとと姉ちゃん。
関連番組でもいろいろ紹介されていて、興味深い
ですが、今回発見!日本の現在の料理本レシピの
詳細な、行き届いた書き方、写真や絵で詳しく見せ
誰でもできるレシピを作ったのは、この、

「暮しの手帖」

だったのでは!と。
実は、フランスのレシピ本、全然親切ではありません。
義母にいただいた、

「これが、どの人も持ってる、基礎のレシピよ」

という、分厚い料理本(お肉の焼き方など、種類別に
載っている)には、番組内でも(他の雑誌では、2・3行
の簡単な記述のみ)と料理のレシピ説明について解説
されていましたが、全くその通り。お肉の色がどうなる、
焼き時間がどのくらい、など詳細な説明は一切なし。
不親切極まりない。これで、みんな作れるの??と半分
あきれましたが、小さな頃から色んなお料理を家庭で
見たり味わったりしていたら、いらない記述だったのか
なと無理矢理納得しました。
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それに比べて、日本の料理本、新聞の料理記事、
ひいてはネットを開けば怒濤のごとくある料理のレシピ
は、写真付き、解説付き、、懇切丁寧。
フランスにいたときは、フランス料理でも初めてのもの
は、日本語のレシピを頼りに作っていました。
その、正確さと詳細さに感嘆しながら・・・(だって、料理
ベタの私でも、できるレシピがほとんどでしたから)

その時は、きっと、これは日本人のサービス精神が
なせる技の、レシピなんだなーと思っていたけれど、その
始まりは、きっとこの雑誌だったんですね〜。

名前は知っていたけれど、暮しに焦点を当てた、人間
の主張がある「暮しの手帖」、今度手に取ってみようと
思います。
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by aplusfleurs | 2016-07-20 14:36 | フランス事情 | Comments(0)

変わらない…

息子話の途中ですが… ただいまフランス、午後8:30。
夫の実家に来ております。一足先に5日息子と私が、
夫が9日に合流し、もう早残すところ後4日…
相変わらずのフランスに遭遇しています??

実家の庭の裏に、道を隔てて何頭か牛が放牧されている
のですが、数日前お昼を用意していたとき、ふと庭を
みたら、何やら大きなものが動く影。のっしのっしと
やってきたのは、牛ちゃんでした????

「ちょっとーー牛が庭にいる〜!!」


夫を呼ぶのに息子と一緒に大声を出したら、興奮気味
だった牛が、あちこち駆け回り
「ムウーームウーー」
眼を剥いて、ますます興奮。
義母が養蜂を始めたので、牛が蜂の箱に向かって行かないか
とハラハラしつつ、見守るだけの私たち。
後から子牛だったと聞きましたが、体格は大人の牛と変わら
ない位大きく、ノッシノッシとむかってくると、かなりの
威圧感です。蜂の箱に興味を示すたび、

「あー、だめだめ、そこはダメよ〜」

と追っ払う、牛仲間に呼ばれて庭の奥へ行く、道が見つからず
また庭中央へ…の繰り返し。義母は持ち主に電話すれども連絡
つかず…直接持ち主の親戚の家に行くと出かけました。

結局、持ち主のお友達が、もう一人の男性(おそらく通りすがり
の人と思われる)とやって来て、何とか庭から牛を出すことに
成功。最初はびっくりしたものの、写真を撮るため携帯を取り
に行った時には、フランスモードで楽しんでいた私。息子は
真剣に蜂のことを心配して、牛追いを手伝う夫のあとを必死で
追いかけていました??
写真は日本に帰ってから載せます〜

一昨日は、以前住んでいたアパート横に確保していたステディオ
に泊まりに行ったら、改装したばかりというのに、水漏れが…;
工事してくれたのがきっちりした人達だったので、そんなことは
露ほども疑わずいたけれど、うーん、そうだったか。
ま、大したことはないのですが、もともとは水漏れの部分を覆う
予定でいたのを外してもらった経緯があり、もしそのままだったら
水が漏れているのに気づかず、しかも滅多に使う機会もなくて、
気づいた時にはもっとひどいことになっていたかも…と思うと、
今回泊まって、気付けて本当によかったなーとホッとしました。

昨日は恐竜のエクスポに行き、息子は義母と一緒に列車で直接
田舎へ帰ったのですが、北駅に行くまでのメトロがノロノロ運転、
なんと男性が線路に降りて前を歩いてるので、申し訳ないが、
この速度でしか運転できません、とアナウンスがあったとのこと。

いろいろ他にもありますが、これすべてああフランス、と感じた
エピソードです。相変わらず汚いメトロは独特の匂いがして、
バカンスのサンクルーはがらんと淋しく、バスは20分遅れ…
でも、クレープ屋さんでサービスしてくれた女性はにこにこと
愛想良く、最近出産した友達と赤ちゃんと相方の元気な顔を見られ
方々で「 えー、そんなんでホンマにエエの?」とフランス人の
自分勝手な行動に改めてビックリしつつ、それが許されるゆとり
というか、心の余裕というか…をちょっと懐かしく思い出しました。
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by aplusfleurs | 2014-08-14 05:44 | フランス事情 | Comments(0)

ワイン、こぼれ話

前々回、アルコールについての話を書きました。
フランスに来る前、来てから、知ったワインについてのお話をチョット書いて
みたいと思います。

フランスではワインと小麦が出来る土地が豊かなところ、という暗黙の了解
があって、例えばノルマンディーなどは乳製品も豊富で、「豊かな土地」と
いう印象が今だにあり、りんごとソバが有名なブルターニュは、貧しい土地
とみなされたのです。(昔はフランス領ではないため、そういう確執もあった
のかと思いますが)
また、フランスは水が貴重でした。お風呂に入らないのも、アパートなど
水を上まで運ぶのが大変ということもありますが、水自体好きなように使える
環境ではなく、不足していたところでは、土壁を作るのに水でなくワインを
つかったりしていたみたい(←すみません、うろ覚えですが)。
そういう感覚が今も残っていて、水の使用には気を使われてる人が多いと
感じます。日本は水が豊かなんだ・・・と思う一番はお風呂。
もちろん、湿気のおおい気候なので毎日湯船につかる、というのはご飯を
3度食べるのと同じくらい当たり前の感覚ですが、こちらではシャワーだけ、
それも毎日浴びずにいる人も多いです。水が違う(硬水と軟水)し、アルカリ
成分が多いので、肌に悪いからと女性は化粧を落とすのに水で洗わず
拭き取りにしている人も多いです。
赤ちゃんも、最初は毎日お風呂にいれるな、と言われるくらい。
イギリス留学した友人は、お皿を洗う時、最後水で流さなかったと驚いて
いました。
話が横にそれましたが、それくらい、水よりワインが身近だった
ということです。

フランス語の教科書だったと思うのですが、赤ちゃんにバルーン(風船の
ような形のワイングラス)でワインをあげているおばあちゃんの古い写真も
あり、

「赤ちゃんにまでワイン飲ませるの??」

なんてびっくりしましたが、これには「ワインが身体にいい、おいしい」
とは違う理由があって、昔は農業などに従事する人も多く、赤ちゃんが
いたら働くのが大変、ということで、赤ちゃんに少量のワインを水で
薄めるなどして与え、睡眠剤のように使っていたとか。
昔はそれが当たり前というより、それしか方法がなかった、という感じ
のようです。

現代では、それが原因でアルコール中毒になってしまう、という知識ができ
そんなことをする親はいないようですが・・・
でも、そういう環境で育った今お年寄り世代の人などは、少量のアルコール
では酔わないのかも?また、食事と一緒にワインを飲まないのは考えられない、
というのもそういう小さい頃からの習慣からきているのかもしれません。

フランス語の先生は、

「昔の郵便配達人は、街近郊は自転車などで配達できるけれど、山だと
徒歩で配達していて、大変だった。とくに冬は寒さもあるので、配達した先
で身体を温めるため、元気を出すためにワインを出す事も多くて、そのせい
で最後は酔っぱらってしまったりしたのよ」


と教えて下さいました。田舎では、小高い丘や山に街が築かれています。
今、私が住んでいるサンクルーも、丘の上に街があります。昔は、攻めて来る
敵がすぐ見えるように、高台に街を作ったとのこと。日本ではお城だけで、
民家は平地ですが、フランスではそうではなかったんですね。。。
山の小さな村なら、勾配の高低差があって大変だったはず。

・・・こういう国の歴史や生活の習慣を知ることで、日本人には「高級」だったり
するワインのイメージが変わってきます。土地に根付いているものには、それなり
の理由があるんだな〜といつも思います。
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by aplusfleurs | 2013-11-24 20:36 | フランス事情 | Comments(0)

会社でアルコールはNG?

フランスに来て、お昼間ブラッスリーやカフェへ行くと、
男女を問わずスーツを着たサラリーマン(ウーマン)風
の人がワイン片手にこちらの人にとってはお昼の定番、
ステーキフリットなぞ優雅に食べているのを、

「ああ、やっぱりフランスってすごい〜。昼からワイン飲んで
仕事しても大丈夫なのね〜」

と羨ましさ半分、信じられなさ半分で良く眺めたものでした。
(ちなみに、ステーキフリット、日本で食べたらディナーに
なりそうなボリュームのステーキに山盛りのフリット、大層な
ごちそうに見えますが、フランス人にとっては特別なお料理
ではなく、よくあるお昼の定番メニューです)

まあ、それは学生の時の話しで、最近はあまり注意してなくて
いまだにそういう光景が繰り広げられているのかは知りません
でした。

今朝何となく夫と話していて、判明した(?!って大げさ?)のが、

会社でお酒を飲んではいけない。
持ち込んでもいけない。


という事実。全部の会社に適応されてる訳ではないようですが、
理由は、以前、会社でお酒を飲んで酔っぱらった男性が、車を
運転、事故を起こして亡くなってしまった。それを男性の奥さん
が会社のせいだと訴えたことが発端で、そういう決まりになった
そうです。(ちなみに、これは夫の会社ではなかったのですが、
おそらくある程度の従業員を抱えてる会社では、問題になる事
を恐れて、そういう規則にしたのでは?と思われます)

でも、しょっちゅう、

「今日はお祝い(業績がよかったからとか)で、シャンパンを皆で
のんだ」とか、「辞める人がいるので、みんなでun pot(アン ポ=
アルコールを飲むこと)をした」って言ってたのに??

「許可を事前にとったら大丈夫。でも、基本的には持ち込みも
いけないし、出張で帰りの電車に乗ってるときもまだ就業中だと
いうことで、禁止されてるよ」

ということらしいです。。。でも、それは会社内でのことであって、
お昼にレストランへ行って少しくらいたしなむのはOKだそうで・・・

「問題は、酔っぱらうこと」

酔っぱらったらNG
そりゃ、働けなくなるもんね;
でも、これは会社でなくとも、公共のマナー。こちらでは、一切と
言っていいほど、道で酔っぱらいに会うことはありません。もちろん、
いい気分で声高に話してる人などはいるけれど、記憶がなくなって
ふらふらベロベロになるほど、酔っぱらってる人はなし。
酔っぱらった姿をさらす、というのはいい大人のする振る舞いでは
なく、自己コントロールができないとみなされるから。

酒瓶を見えるように持って歩いてるなんて、もってのほか。道路で
生活している浮浪者、いきがってる若者くらいで、それも見た目に
すぐ分かる、というだけで、他の人に絡んだり危害を加えるなんて
ことはなく、一人でいい気分になっていたり、グループで騒いでる
くらいでした。浮浪者の人だって、酒瓶を紙袋で隠し、慎まやかな
ものでした。

そういえば、そんなことを知らずに、ワインの瓶等外の専用のゴミ箱
へ捨てにいくのに、何も入れずに持って歩いていて、

「なんか、変な目で見られるな〜」

と思った事があり、この事実を知ってからはきちんとゴミ袋へ入れ
運ぶようになりました;こういう類いのことは、住んで学ばないと
分からないので、恥ずかしい思いもしたけれど、面白いなあ〜と
文化の違いを楽しんでるところもありました。

そういえば、最近は一人で自分の縄ばりで自立してる浮浪者の人
っていないなあ・・・(また、別の機会に書きまーす)。

ということで、私の勝手な思い込みですが、アルコールに関しては
ものすごーく寛大なイメージがあったフランス、実は結構ルールが
あるんだな、と(日本人にすれば当たり前のことかと思いますが)
あらためて思った次第です。昔に比べると、日本にせよフランスに
せよ、モラルや生活習慣が世界的スタンダードに近づいてると
いうことでしょうか。
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by aplusfleurs | 2013-11-17 06:47 | フランス事情 | Comments(0)

壁を壊すこと

ネットを見ていて、ああ・・・と感じる記事があった。
フランス映画、「最強の二人」(Intouchables)
について。

この映画はこちらでも話題になっていた。
こちらで生活する時間が長くなるにつれ、いろんな面が
見えてくる。フランスに住んでいます、と言うと、

「わあ〜、素敵なところに住めていいですね〜」

とにっこりされる方も多い。でも実際は道は犬の糞だらけ、
電車や地下鉄は掃除してないかのごとく、公衆トイレは
のぞくのもコワイ・・・という現実が頭をよぎるので、曖昧
な笑いでごまかしてしまう。

ヨーロッパというと、白人で眼の色が青や緑だったりと
いうイメージが大きいせいか、私自身も黒人の多さに
驚いた。それも、来てみないと分からないこと。
そして、自分自身もアジア人というレッテルを外見で貼ら
れてしまう現実。日本にいれば、アメリカ・ヨーロッパ人を
ひとまとめに「外国人」でくくってしまっているのと同じ
なのだけれど、日本の視点をもったまま海外へ行くと、
現地の人の視点で理解することは難しい。

この記事の「vous(=あなた)」「tu(=きみ、お前)」
の意味合いなど、普通にフランス語を習っているだけ
では分からないことが理解できると思う。
ただ、この映画の一つの場面についての例だということ
も、理解しておいた方がいいかもしれない。
又、生まれ・国籍がフランスでも、アメリカ同様、社会的
な差別が厳然としてあることも。(それは他の有色人種
についても同じ・・ただ、フランス人側のそれぞれの人種
に対するイメージの違いがあるようです)

少し前に日本のドラマを見た時の違和感も思い出した。
中国人と会社が出てくるのだが、日本人の技術者が元
の会社の技術を中国のライバル会社に売って問題になる。
そして、その罪を問われた元会社員が中国の工場へ戻る
シーン。
皆、彼が会社を裏切ったと思っている。激しく怒っている
はずの中国人の工員たちは、彼に冷たい眼を向けるだけ。
そして、彼は謝罪(言い訳?)を始め、その間も工員達は
何も言わず黙って聞き、最後は去ろうとする彼を呼び止め、
教えを乞う。
「ちょっと違うわ、これ」
と思ってしまった。これも、私の勝手なイメージなのかも
しず、確かめるすべもないから何ともいえないけれど、
海外に暮らすことでこちらの人の「表現する」姿を見慣れ、
耳慣れてしまったことで、これは日本人の反応だと感じた。
日本人が考えるリアクションといったらいいかもしれない。
裏切り者だと感じたなら、彼が現れた時点で怒号が飛び
交い、怒っているなら、迷わず彼に向かっていき追い出した
だろう。いくらその前にいろいろと世話になっていたとしても、
それを恩と感じて、罪を許すことはまずないと思う。怒りを
感じたら、それ以前のことはおいといて、絶対にその怒りを
表すはず。

もし、このドラマを見て、この反応が本当の(本当かもしれ
ないけど)リアクションだと学んでしまったとしたら。。。
自分が、または日本人が作る想像の範囲で、頭の中の
イメージを固定してしまったら。。。

「井の中の蛙」と言う言葉があるけれど、本当に、”自分が
無意識に”頭の中に作ってしまっている世界を飛びこえ、
壁を壊すことは、何と難しいことか。
まだまだ死ぬまで分からないことだらけだろうなと思いつつ、
守るべき感情は守り、受け入れるべきところは壁をくずして
でも変える強さがほしい・・・と願う今日このごろ。
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by aplusfleurs | 2013-04-05 05:01 | フランス事情 | Comments(0)

とうとう・・・

幼稚園がお休みの水曜日、息子のアクティビテ(習い事)
のため、トラム(路面電車)に一駅乗ってレッスンが行われ
る建物へ通っています。
この隣駅に、確か秋の新学期が始まった頃、エスカレーター
がつきました。もう1年以上も工事をやっていたので、

「ああ、やっとついたのか〜001.gif

という感じだったのですが、エスカレーターがむき出しで、
屋根もなく、雨風にさらされるのは必須!という構造。
「ホンマに大丈夫なんかな〜・・・」と疑問でしたが、やはり
利用したのは一度だけ、その後ずーっと止まったまま。
いくらなんでも、雨が直接かかればモーターにも悪影響が
あるのは、素人でも分かります。雪もあれだけ積もったし。
案の定壊れてしまい、その後修理している様子もなく、現在
に至っています。

まあ、こういうことは日常茶飯事で、北駅の近くに住んでた
時も、地下鉄やRER(郊外線)のエスカレーターなど、全部
まともに動いてるのは見た事はなかったし、一度壊れたら
2〜3週間そのまま、ということも当たり前でした。
古いアパートなんかだと、エレベーターが止まったり、停電
があったりもしょっちゅうのようです。

公園でよく一緒になる、住み込みのベビーシッターをしてる
ドイツ人の女の子のお家は3人子供さんがいるのですが、
一軒家で、ちょうどクリスマス前の寒い時期、暖房がこわれ、
温水がでない状態が1週間続いて、可哀想でした。

家でも、油断をしたら、夫が旅行前にお湯の量を少なく調節
してそのままで、温水がなくなり、シャワーが水、ということも
ときどきあります;
それでも、わりと新しいアパートで管理さんも住み込みという
こともあり、何か故障があっても他と比べると迅速に修理が
されてありがたい・・・と思っていたら、今日。
息子のお風呂の後、「水もお湯もでなくなった」と心配顔の夫
が湯沸かしの元を見たり、また水が出るか試してみたり、と
うろうろし、思わしくないので、ご近所に聞きに行ったら、どうも
うちのアパートの棟でお湯と水が止まってしまったよう。
幸い、台所の水は出るのですが、トイレも流れず、管理人さん
は日曜で電話は留守電。

明日朝イチで修理の依頼をしたとして、明日中には直らない
かな〜という感じです。
幸い、今日は息子のお風呂入れられて、あーよかった、と私は
あまり気にしてないけど、とうとうやってきたか・・・という感じ。
さて、何日で修理できるか??ちょっと楽しみです017.gif
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by aplusfleurs | 2013-02-04 06:18 | フランス事情 | Comments(0)

1月が去って

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あっという間に2月です;2月も逃げる、と言いますが、
健康維持して、充実させたいものです。
息子が描いた、イヌイットの絵。幼稚園で北極について
勉強したようで、勝手に描いていてびっくりでした。

フランスは(というか、ヨーロッパは)キリスト教が文化の
ベース。ニュースなどでも、「こんなところでもキリスト教
の意見が重要なんだなー」と考えさせられるくらい、影響
大です。
先月、「全ての人に結婚の権利を」という法律への反対・
賛成デモがあり、改めてまたカトリックの影響を感じました。

フランスにはパクス法という、結婚はしてなくても生活を
共にしているカップルを認める法律があります。でも、それ
では子供には財産分与できない。ホモセクシャルのカップル
が養子をもらったとしても、親となるカップルの死後、養子
には法的に財産をもらえる権利はないのです。

以前は同性愛者であるとカミングアウトすることもはばから
れたようですが、最近では公表する人も多くなってきました。
ずっと以前から、普通のカップルでも結婚せず、事実婚で
通す人も多いようですが、それは離婚率の増加や、女性も
職をもって働き続ける人が多いため、結婚をするメリットが
少ないためでもあります。
契約にしばられずに、真実の愛を維持するのが大事・・・と
いうこともあるでしょうが、それ以上に一人の大人としての
自由を維持したい、という風に感じられます。

日本でも離婚は随分増えたと思います。フランスでは、離婚
または別居、そして新しいお相手と結婚せずに事実婚、又は
再婚、そして離婚・・・その間にお互いに子連れ、または子供
のある人との結婚、など、複雑な家族構成が珍しくなくなり、
「ファミーユ・コンポゼ」(再構成家族)と呼ばれる家族形態
も多くなっています。

夫婦が離婚して、お母さんに引き取られ、お父さんとは隔週の
週末に会う。そして、お母さんの新しい彼と一緒に暮らす。
お父さんも新しい彼女がいて、彼女には連れ子があり、バカンス
にはそちらの家族と一緒に過ごす・・ということも珍しくない話。

直接このデモには関係ないですが、そうやって、自分の本当の
子供ではない子と暮らすお母さんが、学校からの連絡ノートに
自分はサインをする権利がない、ということをニュースでやって
いて、これだけファミーユ・コンポゼが増えても実際の生活では
認められないことが多いのか・・・と驚きました。

この法律に反対・賛成派には、いろいろと意見があり、また法律
の内容について、全部に賛成・反対というより、どこか納得いか
ない部分について、それぞれ意見が違うようですが、反対派の
中心はやはりカトリックの信者さんが多く、単純に同性愛者を認
めない人に始まり、
「(子供には)パパとママが必要!」
というスローガンもあり、女性であるママ、男性であるパパがいて
初めて健全なカップルである・・・というようなことを主張されて
自分達の3歳以下の子供を連れてデモに参加しているカップルも
いました。

それぞれの考え方なので、口を挟むことでもない・・と思いつつ、
離婚する男女のカップルがこれだけいる中、男と女がいなければ
(子供はできないとしても)健全な子供は育たない、というのは
おかしいのでは?と思ってしまいます。

フランスは個性を認める国、自分達に直接関係ないことにはクール
という印象ですが、宗教の観念にからむ問題になると、ものすごい
エネルギーでデモが行われることに、あらためて感じ入った出来事
でした。
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by aplusfleurs | 2013-02-03 07:30 | フランス事情 | Comments(2)

何だかなあ・・・

と思う瞬間、ときどきあるのですが。。。

今日は水曜日、息子のアクティビテ(習い事)が二つある日。
帰りに、会場近くのパン屋さんによって、お昼に食べるパンを
買います。
このパン屋さん、けっこう美味しいし、サンドイッチ以外にも
おかずパン(?ご飯代わりに食べられそうな、ハムなど挟んだ
ピタパンなど)の種類があって、チョコレートも売ってて便利。
お客さんの出入りも多くて、店構えも立派。
最近は顔も覚えてくれてきたのか、以前は無愛想だった店員
のおばさんも、笑顔を見せてくれるようになったのですが・・・
一つだけ気になるのが、おつりを渡す時。

チャリ〜ン

と、投げ捨てるように放るんですよね。。。
最初から気になってたけど、慣れてきた今でもそうだという
ことは、彼女の癖なのかなあ。他の店員さんはそうでもないし。

・・・と、思い浮かぶのが辻静雄さんの本の中で、彼がフランス
だったと思うのですが、おつりを間違えたホテルマンに注意を
したら、そのホテルマンが間違い分のお金を投げ、バカにした
ような態度と、お金を粗末に扱ったことに怒りを爆発させた、と
いう話。

ずーっと前にも書いたかもしれないのですが、日本と比べると
こちらでは、お金や物に対して、あまり執着がないというか、
”大事に扱う”という態度があまり見られない気がします。。。
物を無くしたり壊した事に対して、「ごめんねーー」と心から
謝られたこともないし、そもそも謝ってくれることもない。夫は
わりとちゃんと謝ってくれるので、気にならないのですが、義母
は息子が大事にしてたものかなり失くしたり壊したりしてても
「なくなっちゃったー、はっはっはー」って感じで、最初はびっくり
しました。

「物を大事にする」「お金は大事に扱う」って、大切なことだと
思います。でもそういう習慣・観念がない場合、どう対応したら
いいの?我慢するだけ??「お金投げないでください」って言った
として、店員さんに分かる?

なんて、その度に考えてしまいます。

たしか「もったいない」という言葉と精神はすばらしい、と日本
を訪れた黒人の女性が言ってたのをニュースで見たけれど、
その精神を理解できるだけ、彼女はすごいのでは?とそのとき
思ったものです。
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by aplusfleurs | 2013-01-23 22:25 | フランス事情 | Comments(0)

泥棒の手口

ノエルのバカンス近くなると、よく玄関を鳴らされます。
先日はこんな感じ。

「ブー」(インターフォンの音)
「はい?」
「鍵を忘れてしまったんで、開けてもらえますか」


色んなパターンがあって、物売り(先日はりんごとシードル
でした)だったり、パリなどでは、アパートに暖炉があること
も多いので、煙突掃除夫だったり・・・(いま、暖炉を使う人
はいないも同然なので、煙突掃除は不要)

とにかく、日本でもある訪問販売と一緒で、こういうときに
「あ、そうですか」と開けてしまったら、だめなんです。
そうやって、空き巣ねらいが「どこの家のブザーを押せば、
開けてくれる」ということを知って、バカンス時期に盗みに
入る、ということに。

・・・と、これを書いてる最中にも、また「鍵なくした」と
男性がブザーを押しました。こういうときは、

「管理人さんに頼んで下さい。私は開けられないので」

ということにしていますが、今日は外人だと思ってバカに
してるな〜(日本の名字が出てるので)!とちょっと腹も
立ってたので、

「何なら、すぐ管理人さん呼びましょか?それに、鍵がない
なら、家にははいれないのじゃないの?


と言ったら、

「いや・・・両親も住んでるから、大丈夫」

じゃ、なんで知らない家のブザー鳴らすのよ?!あんた、泥棒
でしょ!!
・・・と心の中で叫ぶ私。

ここ数年で「知らない人には絶対開けない」ということを実行
していますが、最初はほんとか嘘か、どうしよう〜と思った
ものです。でも、パリに住んでいた時、煙突掃除夫に2度ほど
嫌な思いをさせられたので(1度目は知らずに必要かと思って
開け、次は直接うちのドアチャイムを鳴らされて、ドアをあけて
しまった)、少し学び、サンクルーに来てから階下の人が空き巣
に入られたときに、管理人さんが決してアパート中央の入り口
は開けないように、と教えてくれたから。

たちが悪い人は、

「消防士です」

なんて言ってくることも。
というのも、クリスマス前に、郵便局や消防署の人が、来年の
カレンダーを売りにくるのがこちらの恒例で、そういうときは
アパートの入り口に張り紙がしてあって、「どうぞ快い対応を」
と書いてあったりします。
こういう、空き巣に入りやすいアパートを調べる人と、盗みに
入る人とはまた別。調べに来た人が直接入る事はないようで、
犯人にたどり着くのは難しいみたいです。

それと、泥棒の手口として、疑われる一番の原因は、アパート
内の改装や工事で出入りした人が合鍵を作って、工事が済ん
でから、空き巣に入るというものです。
日本では考えられない!と思うのですが、そういうこともある
ので、こちらでは工事中は、誰かが必ず家にいるようにします。
鍵を渡してしまったら、合鍵を作られたりする原因になるし、
業者さんが下請けに頼む場合、安くあげるため、不法労働者を
使うことも多く、そういう人に家の中の物を壊され、見ていない
間だと証拠もないということで、弁償もされなかったりするから
です。
本当に、油断できません。。。とくに、今のアパートの裏口の鍵
は簡単に作れるものらしく、きちんとしたものに替えようという
話があったみたいなのに、同じ入り口を使う住人全員が賛成で
ないとだめらしく、それをしぶる人もいるので、替えられないとか。
(それで、カーブ(地下室)のワインを盗まれてしまいました;)

・・・厄介なのは、痴呆症のお年寄りなどが、誰にでも玄関の鍵を
あけてしまったりすることなのですが、それ以上に、私が外人なの
で、「開けるんではないか?」とわざわざ出会ったときに、
「あのね、この間こういうことがあってね、そういうときには
ドアを開けないのよ」

と言う人がいること。
「あー、よかった、あなたのような人がいて!私も絶対開けた
ことがないんですけど、そうじゃない人もいるみたいで!」

と言っておきましたが、この嫌みが通じてるかどうかは?です。
フランス語が日本語なまりだからといって、子供じゃないんだから、
分かってるよ!と言いたいところです。
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by aplusfleurs | 2012-12-19 06:03 | フランス事情 | Comments(0)

フランスでの生活、お花の話を中心に、のはずが、最近は育児日記に;2009年サンクルーへ引越し、2014年3月夫の転職により日本へ。2010年10月フラワーアレンジメントのフランス国家審査員資格合格♪


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