カテゴリ:おまけの話( 30 )

モニク先生の思い出

おとといあたりから、本格的な寒さですね。
日本海側では、島根あたりでも雪が降っているようで。。
京都の底冷え、思い出します。

クリスマスに新潟へスキーへ行く予定で、前回(一昨年)
同じ時期に行ったら、スキー場直結のホテル前は全く雪なし。
今年も同じだったら‥とハラハラしていたのですが、このまま
雪が降ってくれると嬉しいなあと、勝手な願いです。
(現地では大変だと思いつつ。生活に支障の無いように、、、
とも願っています)

さて、数日前。
DAFAのような、お花の試験を受けている夢を見ました。
周りもフランス人(ヨーロッパの人?)ばかりのようでした。
そして、前にはずらりと審査員のような、ご年配のマダム達が。
その真ん中に座っていたのは、モニク(ゴチエ)先生でした。

SNHFの会場より広く天井が高い、全体的に白っぽくて透明感
のある場所に、机と椅子が並べられ、受験者たちがいて‥
試験はまだこれから、DAFA(だと夢で思っている)は久しぶり
だけど、なんとか大丈夫ではと考えている私。

諸々あったのですが、結局材料探しに外へ行っていて、
まだ時間はそんなに経ってないはずが、会場に戻ると誰も
いず。みんな片付けをしていて、えーー、、と青くなり‥‥148.png
夢って、本当にドキドキする。出来なかったーーということの
方が多いせいか。
‥覚めてから、モニク先生の顔が浮かんで。。ああ、がっくり
されていただろうなあ‥なんて。夢の中で、ですけれど。

最近、今まで出来なかった断捨離をしていて、お花のものも
フランスで勉強した関連のもの以外は出来るだけ処分している
最中。久しぶりに、モニク先生の授業を受けていた時の写真を
見たせいで、出てこられたのかなあ。
夢の中の先生は写真のままでした。それで、いろいろ思い出が
蘇ってきました。

実際のDAFA2の試験の時、モダンがなかなかできず、何度も
なんども家や学校で練習。
学校で練習させてもらっていた時に、感覚がようやくつかめ、
たまたまいらしたモニク先生が褒めてくださいました。作品を

「いいわ!」


と、外から見えるウインドーに飾ってくれたこと。
自分ではまだ腑に落ちていなかったけれど、タバコを吸いながら
ニコニコとブーケをテーブルに置かれ、あちらこちらから見て
られた様子。

たまにしかないモニク先生の授業はピリッとした空気が漂って、
何より、直にブーケを作られる工程を見られるのは、とっても
興奮することでした。作られていく作品にドキドキしたものです。
リラックスした様子で、大胆に、えー!そんなことするの?という
アレンジを繰り出す。
今でもそんな授業は鮮明に覚えています。他の先生の時も、
やはりドキドキはありましたが、モニク先生の時は別でした。

一度、仕入れにお伴したことがあります。
本当なら、スタージュ(見習生)か先生が同行されるのですが、
その時は誰も行けなかったみたい。
先生のお宅へ伺って、車に同乗し。。。私が独身で、フランスに
ずっといたいです、と周りに言っていたのをモニク先生もご存知
だったのか、

「私の頃は、お見合いがあったのよ。お見合いすれば?


なんて話もされていたなあ。。。

帰国してからも、広島でのデモ、SNHFでのデモ、何回かお会い
しました。広島のデモの時は、時間前に、U字ピンを舞台近くの
階段?のようなところに座って作ってられて、

「お手伝いしましょうか」

と言ったけれど、

「大丈夫よ」

とそのまま作り続けてられて。

タバコを手に、話し方も男性的な迫力があり、気に入らないブーケは
批評なしで「フン」と鼻先であしらわれたり。
実習の時いらしたら見て回られることもあったのですが、アドバイス
をいただけたら見込みあり、駄目な場合はなかなかに厳しいお言葉も
ありました。
内心ビクビクされている人も多かった様子。でも、私はどこか父に
似ているような気がしたのと、外国人の気楽さ、あまり分かって
いないで、失礼なこともしていたかもと思いますが、フンとされて
もあまり気にしてなかったように思います。それがモニク先生だ、と
思っていたから。。。
迫力ある反面、繊細なところもお持ちだと感じていたせいかもしれ
ません。

フランス式に、名前は

「モニック!」

と呼び捨てでした。
話し言葉は丁寧なvouvoyer(ヴヴォワイエ)だったけれど、日本
では名前にさんをつけるのに比べて、グッと近しい感じがしました。


いろいろ、断片はありますが。。。私がお出会いした頃の、迫力ある
モニク先生ではなく、夢の中ではもう少し透明感があって、少し心配
そうなお顔をされていたように思います。

こういう思い出話も、新たなブログで書けるといいなあ、と思います。





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by aplusfleurs | 2017-12-13 20:53 | おまけの話 | Comments(0)

風邪に抗生剤?

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10月終わりからずーっと3週間ほど風邪ひきでした。
本当に久しぶり。大体は、夫と子供が先に引くのですが、
今回は私から夫。かなり珍しいパターン。

私の場合、風邪のひき始めはまず、喉。何となく違和感を
感じたら、もうマズイ。その少し前に気づいて、うがいと
鼻洗いで回避すれば大丈夫。。。なので、市販のイソジン
で気づいたら喉洗い、そして喉スプレー。合間はずっと
フランス在住時からの習慣で、「リコラ」という飴をなめ
続けます。(喉が痛い時は、寝ている時も)コチラ⬇︎
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(箱入りがフランスでは一般的。これが持ち歩きに便利!
日本は袋入りが多い)
一応、甘味料は入ってない、という表示があるので(と
信じている)虫歯は大丈夫だろう、と、、

ただ、この「Alpin fresh」風味がなかなか無いんですよね〜‥
喉もスッキリ、甘ったるくなく、多少の痛みは治ります。
帰省中に大量に買っておくか、日本で見つけたら、必ず
複数買いだめしておく分。
最近は、風邪ひくこともなかったので、油断していました。

日本の風邪なら、そこまでひつこく無いはずなのに、今回の
風邪は、まるでフランスにいた時のよう。
というのも、フランスでは空気が乾燥しているせいか、喉に
きたと意識したらもう遅く、その後、咳が止まらなくなります。
夜中も咳が出て寝られない。でも、お医者さんは予約制なので、
うまくすぐに診てもらえないと、ますますひどくなり。。。

最後の方に、ようやく、なんとか、意思疎通がうまくできる
ようになった家庭医の先生(médecine générale)に行き
当たったので良かったですが、それ前後は、行くのも億劫で
結局ずっと咳が止まらないまま我慢する、という悪循環に
陥っていたせいか、咳をするのが癖になってしまいました。

今回は、まるっきり、悪循環にはまった以前の風邪の
パターンでした。
治りかけで、用事をしに外出したのも悪かったようで、
ぶり返してきたので、循環器系のお医者様へ行きました。
そこで処方されたのが抗生剤他4種類ほどのお薬。

痰が絡むような感じもあったので、症状を話して判断された
とは思うのですが、、風邪はウイルス。最近よくニュースなど
でも取り上げられてますが、抗生剤はウイルスに効かない。
飲みすぎたら、抗生剤に耐性ができて、効かなくなる。
という知識だけはあり、お医者さんで聞けばよかったのに、
ぼーっとそのまま出てしまったくせに、家に帰ってから急に

「これは飲みたくない!」

と変な意地を張って、咳止めなどだけ飲んでいました(それも、
飲んだ途端に副作用とされる症状がテキメンに出て、、)
でも結局、治らないので、抗生剤も2〜3日服用。で、今に
至ります。。。(こういう、勝手な飲み方はいけない、とは
分かっているのですが)飴もずーっと舐めていたので、今だに
舌の味覚が少々おかしい。。

4月に息子が緊急入院する前に、いつものお医者さんで処方
されたのも、抗生剤。喉が少し赤くなっているので、そこから
鼻に行って、頭痛がするのだろう、と‥

えー、少し赤くなっているだけで?泣くほど頭痛くなる??

「抗生剤は本当に必要なんですか?」

とその時も即座に聞いたけれど、特に変更なし。
その後、症状がおかしく、救急で診察を受けた病院では、全く
見立て違い。それ以来、ますます抗生剤を疑問視してしまいます。
多分良くあるアレだろう‥抗生剤出しておいたら治る、という
惰性があるのでは?と。

フランスでは、小児科のお医者さんも、家庭医も、抗生剤は
なるべく出さない方針でした。これで様子を見て、症状が○日
続くようなら、という条件で、次のステップとして、抗生剤が
処方されました。
(いとこにいただいた、小児科の先生の本も参考にしていましたが、
そこにも、やはり同じことが書かれていて‥日本でも、お医者さん
によって考え方は違うようですね)

それはそれなりに、回復まで時間もかかり、何度も通わないと
いけないですが、本当に体に必要なものだけを見極めるために
薬に頼らない方法が安心できるなあ。。と。

予約しないといけない不自由さと、行ったその日に診察してもらえ
て、頼まなくても先まで読んでたくさんの薬が出る便利さ。。。

さて、どちらがいいのでしょうか。
素人判断はイカン、と思いつつ、でも、もっと自分の感覚を信じて
よく考えてみてもいいんでは、と感じます。


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by aplusfleurs | 2017-11-19 22:22 | おまけの話 | Comments(2)

忘れっぽくなるのは

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またまた、台風が近づき、週末はお天気崩れそうです。
前回の台風で、いろいろ被害が出ていた地域に、何事もないことを
祈ります。。。


さて、少し前のこと。
息子のフランス語の先生とお話ししていたとき、

「年いくと、忘れっぽくなっちゃって‥」
(精神年齢は低くとも、もうアラフィフ、こう言ってもおかしくないですよね)

と私が言うと、

「それ、日本人の言い訳の癖よね、フランスでは言わないわ〜」

と言われました。
おお!そういえば、、、日本では、年配になると、間違えたりしたとき、
「年のせい」をよく理由にします。
忘れっぽくなって、、勘違いして、、年のせいで困るわ〜と。

私も、当たり前のように使っていました。そして、本当にそうだ、と
思っていました。何となれば、すでに30代から言っていたような。
フランスにいるときも、使っていたと思います。
でも、確かに、周りのフランス人は使ってなかったなあ。。。
どんなに年いったおばあちゃんでも。
(うちの向かいのおばあちゃんも、実際は痴呆症がだんだん進み、いろいろ
分からないことをうちに尋ねてこられたりしてましたが、一度もこの言葉を
聞いたことはなかった気がします)
いろいろ、勘違いや、忘れることの多い義母も、年齢を理由にしてなかった。

「忘れてたわ」


おしまい!
悪びれず、言い訳もせず。もし夫がそれ以上何か言うと、かえって逆ギレしてた
なあ‥‥
間違えたんだし、忘れてたんだし、、、一言謝った方がいいんじゃないの?
という時も、忘れてたんだから、仕方ないじゃないの。何でそれ以上責めるの?
という感じでしょうか。ましてや、年齢のせい、とは聞いたことがない。
そういう時、日本人なら、年いったら、忘れっぽくなって、、と必ずといって
いいほど言いますね〜。

先生に指摘されるまで、気付いていませんでした。
年齢の近いお友達の間では、お互いに、30歳過ぎた頃から、

「最近、物忘れひどくない??」

と言い合っていたし、出産を経て、

「子供産んでから、物忘れがますますひどい」

とよく聞いたし。。。

でも、これって、日本だけで通じる話なのかもしれません。
フランスでなら、若かろうが、年寄りだろうが、忘れたことに理由なし。
単純に

忘れた

のです。
今まで特に気にしていませんでしたが、面白いなあ、と思ったので、
今後気をつけて見ていくつもりです。









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by aplusfleurs | 2017-10-28 14:54 | おまけの話 | Comments(2)

忙しいわけでは

ないはずなのですが‥(年末から先月までは、怒涛の日々でしたが)
おそらく、年末年初にかけての引越しに関しての、手続きミス(こちら
でなく、業者の)が続き、スムーズにすまなかった分、書類手続きなど
が長引いて、引越しの片付けにしわ寄せが。。ようやく落ち着いたのが、
先月末。
とは言っても、まだ行き場の決まってないダンボール箱が2〜3個あり。
ちょこちょこと、整理しながらで、少しづつ思うような形になってきて
はいますが、ぐちゃぐちゃマックスの状態からすると、ずいぶん片付いた
と思っても、まだまだスッキリからは程遠い状態。

こういう時には用事が重なるもの。運転免許の更新やら、急な頼まれごと。
あっという間に時間が過ぎています。

でも、しないといけないことがあるのは、有難いこと。
判断が難しい用事もあり、人の助けも借りないといけないことは都合を
合わせないといけませんが、自分のことは優先することを先に、、
というわけで、ブログを書く時間が見つけられずに日が過ぎています。
おかしいな〜、ゆっくり休んでることはないんだけど。。。

年末の義実家の話はいつ!!??
ずーっと気にしながら、もう春も目の前。。。(^^;)
ということで、義実家の話は写真もあるため、今回おまけの話で、行きの
飛行機で、ひょんなことから買うことになった、この基礎化粧品ご紹介です。
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クラランスので、化粧水の後の乳液に2〜3滴混ぜるとお肌にハリが。。
(確かそのような説明だった)というもの。5cmくらいの小さなもの
なのですが、これがいい!以前は日本に帰ったら、肌が湿気で潤っていた
のに、やはり年ですね。。。最近は化粧落としをしたら、結構すぐに肌
が乾燥するようになり、化粧の時も、肌に馴染まずカサカサ‥‥という
カナシイことが多くなりました。
でも、これを使うようになって、かなりいい感じ。おすすめ〜♪

普段は全く買わない機内販売で買いました。
買う(というか、一部代金を支払った)ことになったのは、息子の機内食
のせい。子供用の機内食を頼んで(年齢を登録するので、自動的に)あった
のが、ミスで無い、と言われ、お詫びに、機内食分を何かでお返しする、と
いうことで、なるべくその値段にあったものから選んだのがこれ。
瓢箪から出た駒、でした。そこまで高い!という印象ではなかった(はっきり
覚えてない。。。;)ので、次回もリピートしようと思っています。


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by aplusfleurs | 2017-03-22 22:47 | おまけの話 | Comments(2)

La vie continueーちょっとフランス語4−

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12月の帰省話を早く、と思いつつ‥‥

1月の終わりから、いや、昨年夏以降から、いろいろ慌しく
なりました。12月の帰省も、その中に入るのですが。。。

2月の引越しの後、まだ整理のつかない中、一昨年あたりから
患っていた父の容態が悪化しました。最後の日の前日、担当の
先生とのお話があるとのことで、急遽帰省したのですが、
その時が私にとって最後の父との面会となりました。

先週全てが嘘のような速さで済んでしまい、今は現実だったのか
自分でもよく分からない心境です。

フランスでも、親しい方との別れがあり、また、身近な人に
大変なことが起こった時、この言葉を聞きました。

"La vie continue"
(それでも)人生は続く

日本語訳は直訳ですが、何事か予期していた、していないにかかわらず、
大きな人生の節目となるショッキングなことが起こった時、当事者の方が
よく使う言葉。
それでも、日常は(人生は)続いていく。残された者は、生き続けて
いかなければならない。
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先週、一つ一つ片付ける中で、私の頭の中にずっとこの言葉があり
ました。他の人の口から聞いた時は、その人の強さを思いましたが、
今、当事者となると、支えとなる言葉です。

日本語でもそう言った言葉があるのでしょうが、思いつかない。
フランス語は、こういうとき的確な表現があるなあと感心する
のですが、この言葉はとくにそう。

これから何ができるだろう‥‥とも思わせられる、ずっしりと
重く心に響く言葉です。


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by aplusfleurs | 2017-02-14 10:54 | おまけの話 | Comments(0)

始まりは‥‥

昨年より始めた在日の外国人のための日本語教師。
きっかけは、私の空き時間に受けられそうな講座だったから、です。
(他の興味ある講座があれば、そちらだった可能性もあります)
でも、時間はバス送迎にギリギリで、幼稚園だった息子の変則な時間割に
合わせて、月1〜2回は近所の保育園の預かりを利用したり、雨なら直接
園へお迎えでないと間に合わず、結構綱渡り状態でした。

まず、ボランティア、という概念に懐疑的だった私。未だにこの言葉の
持つ多様性に自分が対応しきれていません。活動しているのに、、と
思いますが、やりながら、いろいろ自分の感覚と擦り合わせている感じ
です。
‥‥と言うのも、ボランティアという言葉に含まれる難しさ‥‥善意の
人助け、しかも無料で。当事者の望むことに本当に対応しているのかは
二の次で、その行為自体が神聖だと崇められているような感覚があって。。。
その弊害を取り上げたルポルタージュなども見ていたせいかもしれません。
需要と供給。受ける側とその周りでサポートする方々両方に良かった、と
思っていただけるような活動はその場限りでは難しい。
たった1年講習を受けただけで、本当に教えていいの?(その後少しは知識
も増えたとはいえ)全く自信なし!(と言い切っていたらいけませんが)
でした。

私自身としては、ここ日本で暮らすようになって、夫や子供にも起こるで
あろう日本語の問題などを知ることができるかも?いざという時、自分も
対応できるように日本語能力をアップさせておかねば。。という気持ち
がありました。

そして、何より、在仏の時、特に最後の方で子供が学校へ行ったり、社会
との関わりが出てきた時に、やはり私が通い始めた地域のボランティア
仏語教室で出会った先生と個人レッスンしていただいて、自分の偏った
見方をずいぶん矯正できた、という思いがあります。お世話になった分、
私もまた違う人に返せるのかもしれない。。と。
正直、今だに受講生さんに教えてもらっていることの方が多く、どこまで
日本語へのやる気や生活に役立てる情報を伝えられているのかは??です。

‥‥長くなりましたが、そうやって、ボランティア活動のことをとつとつと
考えていたら、、小学校の頃のことを思い出しました。
 
5、6年の先生は面白くてきっちりした男の先生だったのですが、かなり
厳しいところもあり、、日によってはこわーい先生でした。
引っ越してきたMさんは、全くと言っていいほど話さない。
生粋の日本人ではなかったから、もしかしたら日本語もそれまで習っていな
くて、話せなかったのではと、今ではわかりますが、その時は特に気にせず。
よくお休みがあったり、遅刻したり。何か事情があるのだろうとぼんやり
思っていましたが、その時はそれについて深く考えることはなかったです。
先生は、忘れ物をしたり、何かしなければいけなかったことをしてこない
ことが多いMさんを叱り、時にはほっぺたに平手打ちもありました。
Mさんは何も言わず、ただ手で頬を押さえて、立っていました。その時の
緊張感は忘れられません。

でも、話さないけれど、何となく気にはしていて、修学旅行の写真に一枚、
席に座った彼女の通路側に、彼女に寄り添うような私が写っています。
答えがなくても、近くにいたら、話しかけていた記憶はうっすらあります。

休日、偶然道で会った時、Mさんはたくさんの妹や弟を連れて歩いていました。
全部で少なくとも4、5人はいたような気がします。

「わー、Mさん、すごい!たくさん兄弟いていいなあ〜」

と私が声をかけたら、恥ずかしそうに、でも嬉しそうに微笑んでくれて、
ああ、Mさん笑ってくれた!と私も嬉しかったことも覚えています。
子供心に、叱られても、勉強が分からなくても何も言わずに耐えていた彼女
のことが気にかかっていたのかなあと思います。

今頃になって、ふと、この気持ちが、ボランティアに挑戦しようかなと
思った原点かもしれないなあと感じるようになりました。
今でも”ハーフ”と呼ばれる、うちの息子のような子は小学校にもちらほらで
すが、あの頃は近所では全くと言っていいほど見かけませんでした。
子供は親と社会に挟まれて、自分の立ち位置をどう見つけるか、言葉がまだ
確立されていないのに、親とも言語が違って、友達を作れるほど日本語も
上達していない。先生は一生懸命だったと思うけれど、今の私ならもう少し
何かしてあげられたかもしれない。。。

もう、ウン10年も前のことですが、、Mさんのことは鮮明に覚えています。
どこかで元気にしていてくれますように、そして、私のしていることが
微々たることでも、Mさんのような子供の助けになっているといいなあと
思っています。




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by aplusfleurs | 2016-11-17 21:31 | おまけの話 | Comments(0)

時間がとられること②

前回、つらつらと思いつくままに日仏の生活の違いを
書きましたが、自分でも知らない間に日本の習慣を忘れ(?)
フランスナイズされていたことが・・・。

それは、お料理にペティナイフを使うこと。
あちらでも、包丁は使われているものの、日本で普通に
揃えるような、出刃包丁、菜切り包丁・・・といったような
大きな包丁は普通の家庭ではほとんど使いません。
まな板もあまり使わず、野菜などは手の中で切ってしまう。

説明しづらいですが、果物の皮をむいたあと、例えば桃
など、手にもって、実を切ったりしますよね。
あの感覚で、手の中でコチョコチョと切ってしまうのです。
ジャガイモ、人参、にんにく、、etc.

1番最初にそれを体験したのが、最初の下宿先を仲介
してくれたフランス人ご夫婦の奥さんがお昼ご飯に招待
してくれたとき。
早く着いて、お料理のお手伝いをしたのですが、彼女が
作っていたのが、リンゴと胡桃とフロマージュのサラダ。
リンゴを手の中で小さく切って、胡桃を砕き、エメンタル
だったかのフロマージュも小さく切って、まぜるだけ。
他にオリーブオイルあたりを混ぜていたか??記憶が定か
ではないですが、とにかく、まな板なし、カッティングボード
なしで切っていて、私にとっては、大げさに言うなら、衝撃
の異文化との出会いでした。

「お料理、まな板と包丁なしで作るんだ!」

確かに、BHVあたりに行けば、日本風らしい包丁(ご丁寧
にアヤシイ漢字の名前がついていることが多い)があり、
それなりのお値段(他と比べるとそこまで高くもないが、
品質からすると日本より高い)で売られています。他に、
ヨーロッパの包丁もある。
でも、スーパーではペティナイフだけ。

私は、日本から包丁を持って行った記憶があるのですが。。。
結局、一人暮らしのときはナイフで十分。使ってみれば、
手の中で切るのもそんなに苦でなくなり、、、気づけば、
包丁を使うのに、野菜を細かく切ることも殆ど無くなって
いたので、日本に戻ってから、包丁を使うのが下手に
なっていることに愕然としました;
お魚はさばいていたものの、あちらのお料理で野菜を切る
ときは、せいぜい、皮をむいて適当な大きさに切ることくらい。
千切り、細切り・・・昔は早かったのに、今だに早さが戻らず。
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それから・・・
これが1番ではと思うのですが、やはり「自分」の立ち位置
が全然違うこと。
時間がかかることと、どう関係あるのか??
と思われるかもしれませんが、やはりフランスでの生活は
自分の根っこがどこにあるのか??フラフラと漂っているよう
な感覚で。
生活自体も、社会的活動をしていなかったせいもあります
が、周りはバカンスを楽しみとして、働いているママさんが
ほとんど、フランス人は家族と昔からの友人を大事にして
いるので、それを中心にしてみんなしっかり生活していた
のに比べ、私達家族は遅れてバカンスをとり、お休みの
誰もいない公園で息子を遊ばせていたこともしばしば。
前からのお友達たちはほとんど日本に帰り、子供がいる
友達とは時間的・距離的なこともあり、なかなか会えず。
新しくお友達になっても、ほんの時々お休みに会うか、幼稚園
の後に子供を遊ばせるくらい。
何より、そういう交流に意欲をかけるほどの余力がなかった
なあ〜。日々の生活で、小さな小さな心をふさがれるような
出来事に対応して、自分の心を安定させ、普通の生活を
ちゃんとして、家族に負担をかけないように・・・ということで
一杯一杯でした。

日本と違って、交通機関もストに時間遅れ、果ては理由の
分からないことで機能がマヒすることもしょっ中だったフランス。
宅配・水道やその他の故障の修理、書類のこと、期日とか
所定の時間はあってないようなもの。
でかける用事も、一日掛け持ちは気持ちの余裕がないと
なかなかでした。



日本に帰ってきて、幼稚園、買い物、ご近所、話しかけさえ
すれば、普通に挨拶を返してくれ、答えてくれる。
本当に、不思議な感覚でした。日本語さえ喋れば、普通の
当たり前の人間のように扱われること。
特に、どんな人なのかバックボーンが何も分からないのに、
ちゃんと扱ってもらえること。
自分の気持ちをだいたい思ったような言葉で相手に伝えられ
おおよそ正確な意味合いが相手に届く。
そして、フランスとは比べ物にならない早さでつながりが
できていく。
特に、積極的に活動していた訳ではないけれど、おかげさま
で、少しは社会的な活動もできて、息子の学校にも言語の
壁無くかかわれる。

おそらく、そういうつながりのお付き合いが増えたことも一つ
の「忙しさ」の原因。

そして、約束していても、その人自身、または他の要因(急
なスト、用事の遅延などなど)によって、いつも曖昧ないい
加減さがつきまとっていたフランスと比べ、日本では、まあ
なんと時間や約束に対して、また物事に対して真面目なこと。
もしそれを反古にしたり、するようなハメになった場合も丁寧
かつ迅速なお詫びや訂正があること。
それだけに、こちらもいい加減な対応は許されないなあ〜と
ゆるんだ精神を少しずつ締め上げて、今に至ります。

まあ、元々はそういう社会に生きていた私はいいとしても、
段々日本人に戻って来た私に付き合う夫は、厳しくなる妻に
辟易しているかもしれません・・・
日本人のきっちりしたところが好きな夫なので、大丈夫そう
ですが、きっと、私がフランスでストレスを感じていた反対の
感覚で、この「きっちり、かっちり、正確に責任をきちんともって」
とした習慣に、なんらかの思いを抱えつつあるのでは?と
思ったりもします。
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by aplusfleurs | 2016-05-11 14:42 | おまけの話 | Comments(2)

ちょっとフランス語 -3-

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秋も深まってきました。今日のように少し曇り空だと
ちょっと物悲しい気分。

さて、なかなか書けない“ちょっとフランス語”。ようやく
No.3。今回は

C'est pas grave.
(セ・パ・グラーブ=グハーブ、と発音する方が近い)

正式には Ce n'est pas grave. 否定のneが助動詞の
est の前に入るのですが、フランスの日常会話では、
ne-pasのひとくくりの「否定」の最初のneを省略し、
pas(パ)のみで否定として話す事が多いです。
(反対に言えば、最初のneをきちんと発音してなくても、
pasを強調することで人には否定と分かる)
「大したことないよ」転じて、「大丈夫だよ」みたいな
ニュアンスの使われ方です。
電車、メトロでちょっとカバンや肩、身体の一部が隣の
人によろめいたり、混んでてぶつかったりすること、
ありますよね。そういうとき、

「Excusez-moi」(エクスキュゼ モワ)ごめんなさい、
というと大抵の人が、セパグラーブ、と返してきます。

何か問題があったとき、探し物が見つからないとき、
うまく事が進まないとき、失敗したとき、、、、etc,
とにかく、自分の思い通りに行かないときに、「まあいいか」
的に自分で発したり、上記のように、他人に謝られたとき
「大したことないですよ」「だいじょうぶですよ」という
意味で返します。
生活の中で、これほど耳にする、また自分も使う言葉も
ないかな、というくらいに使用頻度の高い言葉。

・・あまりにもよく使うので、何となく軽い言葉と思って
いたのですが、最近になって、深いな〜と思ったことが。

日本に来る直前だったか、来た直後だったか、順調に事が
進まないこともあり、また夫も私も生活の中でそれぞれ
悪戦苦闘していたようなことがありました。
夫は、仕事の事はよほど何か報告したい(いいこと)以外、
ほとんど話しません。たぶん、イヤな事とか、人間関係で
疲れることもあるとおもうのだけれど、こちらが聞いても
全くといっていいほど、ネガティブな話をしたことなし。
「好きなことで、やっているプロジェクトは面白い」という
感じ。
でも、ちょっとどうなんだろう?と私が詳しく聞いてみた時

「まあ、いろいろあるけれど、仕事より何より、大事な家族
がいて、僕はそれで幸せなんだから、それ以外のことは
C'est pas grave (セ・パ・グラーブ)」

これを聞いて、ああ、この、大した事ないよという意味の中
には、本当に大事なこと以外のことは、大した事ないんだ
というフランス人精神が隠されているのかなと思ったので
した。ケ・セ・ラ・セラという言葉も歌とともに有名で、
それも、別に必死になったって仕方なし、なるようになるさ〜
と真面目さにかける、いい加減な感じが強くしていたけれど、
個性は頑としてまげない、主張はがんがん通そうとする人達、
交通機関・社会のシステム、ストや訳の分からない停滞、
フランス3原則

“Liberté Égalité Fraternité ”(自由・平等・博愛)

からほど遠い、移民・外国人への扱い・・・
考え始めたらどうにもならないことが多すぎて、だからこその

「なるように〜なる〜♪」

とでも歌ってられないと生きてられないよ、という歌の裏に
隠された、切実な感情がせまってきました。
フランス人の底力、日本人とは別の強さ、それがこの

「C'est pas grave」

にこめられている気が、今はしています。ようやく気づいた今、
この言葉にすごい力を感じている私。
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by aplusfleurs | 2014-11-11 10:49 | おまけの話 | Comments(0)

この色・・・

夏にフランスに帰省したとき、夫は仕事があって、
少し遅れてフランスにやってきました。

「免税店でポロシャツ、いいの二つも買えた!」

と嬉しそうに電話で言っていたので、どんなのかな?
とこちらも楽しみにしていたら・・・ちょっと、いや
かなりびっくり。
この色、日本人は選ばへんなーー・・・
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でも、ヨーロッパ圏の、肌色が白くて髪の色が薄い
タイプの人は、こういう色好む人も多いです。
何より、義母も白人、金髪(に染めている)せいか、
はたまた、自分の息子にそういう色を好んで着せて
いたせいか、うちの息子に服を買って来てくれると、
やはりポロシャツ・Tシャツはこのショッキングピンク、
そしてパンツはうすーい空色、ということが何度か
あり。(夫の小さい頃の写真を見ると、同じような色
の服を着ていた)

息子、私の色素を受け継ぎ、髪と目の色、少しは茶
がかってるけれど、黒。肌も、少しは白いかもしれな
いけど、黄色人種の肌色。せっかくプレゼントされても
日本人の私には、どうも息子に合う色とは思えず、
しばらく着せるまで時間がかかりました。
アジア人には、男の子でも赤、紺、ブルーの方が似合
うと思うんだけれど。
ま、慣れたらどうってことはないのですが、、、

最近はこの色とはご無沙汰だったので、久しぶりに
見て、やっぱり違和感。
この下、パンツ何をはけばいい?と尋ねる夫。

「・・・・(ベージュもイマイチな気がするし)ジーンズ
くらいじゃないの?・・・
(消え入る声)」

義母「いいじゃない〜!!いい色よ、
二つとも何でも合うわ!」


えー?ほんま?
他の人も「ベージュとかでもいいんじゃない?」という
ことだったんで、夏は頻繁に会社に着ていってたけれど。
駅では、きっと目立ってただろうなあ・・・
ちょこちょこ、外国の人も近所で目撃するのですが、夫
によれば、スーパー等に行くと、必ず小さな子供にじー
っと見られる、というので、やはり珍しいのかも。
私は私で、今はそんなに感じませんが、結婚当初の頃
や帰省のとき、街を歩いていると、そばにいる夫を見て、
それから私の方をじろじろと見られることがあり、あー、
きっと、

「へー、この人が?(・・・)」

という視線なんだろうな、と思ったものです。
(・・・)は、その人の心の声なので、こちらは知る由も
ありません。こちらが気づいても目が合っても、じろじろ
と見られるときは、正直いい気持ちはしませんでしたが、
気にしたって仕方ない。どちらの国にいても、こういうこと
はいつも起こります。

夫がこの色を着ていたら、他の人からかなり見られてた
だろうと想像するのですが、特に何も言わないので、
ま、いいかとほってあります。

考え方、物事の捉え方とかは、違和感ないのですが、
ときどきこういう違いがあり、ヨーロッパ人なんだなー、
と思います。
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by aplusfleurs | 2014-11-02 22:25 | おまけの話 | Comments(0)

お気に入りの家

タイムリミットまでもう少し!!

ノエルとお正月のお休み明け、フランス語のレッスンで
いつもの道を通り、いつもの住宅街を通り抜けていたら
・・・何軒かある、私のお気に入りの家のうちの一軒が
売りに出ていました。。。。
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時計台のような中心の屋根が印象的な、素敵なお家。
無造作に書かれた、「売り家」の文字。
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こんな大きなお家なので、きっとお金持ちの人が住んで
いるんだろうなあと想像していたのですが、どちらかへ
引っ越されるのか、それとも維持できなくなったのか。
最近は不景気な話が多いので、つい後者の方を考えて
しまったけど、もうすぐ日本へ帰国するというこの時期に
このお家も売りにだされたというのが、何となく偶然には
思えなくて、胸が痛みました。
こちらの勝手な感傷だなあと思いつつ・・・

帰国が決まってからの、家電の故障の話を書きましたが、
あれからまた2カ所ほど電球も切れて、次はどこが故障
するのかな?という感じです。

明日の船便のリスト、今から仕上げます〜。
しばらくの間、ご無沙汰しますが、日本でもフランスとの
比較文化や宙ぶらりんの目から見たいろいろなこと、
また書いていきたいと思います。
どうぞみなさま、お元気で春までお過ごし下さい。
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by aplusfleurs | 2014-01-20 06:03 | おまけの話 | Comments(4)

フランスでの生活、お花の話を中心に、のはずが、最近は育児日記に;2009年サンクルーへ引越し、2014年3月夫の転職により日本へ。2010年10月フラワーアレンジメントのフランス国家審査員資格合格♪


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