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やっと!

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滞在許可証、本式のカードがもらえました〜!
よかった・・・。

最初に書類を申請してから4ヶ月と少し。出産と重なったらどうしよう・・・;;という
予想をいい意味で裏切ってくれたsous-prefecture(管轄の警察)。
びっくりですが、なんとなく後から何かありそうな気も。
いやいや、大丈夫でしょう。

convocation(呼び出し状)を持って、指定されたパスポート・予約証(レセピセ)
の他、夫のパスポート・健康診断証・病院で助産婦さんに書いてもらった妊娠証明書
(並ぶ場合に座らせてもらうため)・家族証明書・写真などなど、思いつくものを
持参しました。
前回と違うのは、時間も10〜14時の間でいい、とあったこと。
受付では少し並んだものの、あっさり札を渡してくれて、「妊娠してるんでしょ?
何ならすぐに指定のカウンターに行って頼めばいいわ。どちらにしても、すぐだけど」

この時点で??(何か言われたら、助産婦さんの妊娠証明書を見せようと手に持って
いた私は拍子抜け)なんだか想像と違うな〜と思いつつ、カウンターへ。
義母が説明してくれて、その時も「次にするけど、妊娠してるなら座ってた方が
いいのでは?」と・・・。

そして、カードはすぐに出てきました。
あきれるほどあっさり。(30分弱でおわり)

一度書類を通したら、後は簡単なのでしょうか・・・。
一回目はあんなにあれこれ、重箱のすみをつつかれたのに。
義母とお茶を飲みながら、よかったよかったといいながら・・・心の中では
?マークが飛び交っていました。

次は年内12月。(2月にもらったからといって、2月付けではありません;)
11月半ばに帰国予定なので、それまでに早めに申請しに行くつもりだけれど、
さて更新はどんな感じ?
今からちょっとどきどきです。
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by aplusfleurs | 2008-02-27 03:02 | 手続き関連 | Comments(4)

フラワーアレンジメントと生け花(1)

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私は花の勉強を生け花から始め、その後フラワーアレンジメントを2〜3年習った後、
渡仏しました。
そのせいか、生け花とフラワーアレンジメント、日本とフランスのフラワーアレンジ
メントのどこが違うのか、という見方をしている自分に気づきます。そして、その違い
がどこからくるのか・・・。

生け花は小原流でお世話になっていました。小原流のスタイルとして、
「自然を水盤に映す」
という特徴があります。池坊は一番古い流派ですが、日本の三大流派(ほか草月流)
の中で、小原流がいちばん自然の姿を忠実に表現しようとしているのでは、と私は
感じています。
水盤の中に、水際(水を見せる)をつくり、枝もの・または主材になる花材を中心に、
全体を締める花材を低くいれ、日陰などで土壌・岸を表す。
正式には様式の遠景・中景・近景という風に位置付けられ、枝物・花材も季節によって
変わり、主材(主枝、といいますが)によってその取り合わせもだいたい決められて
います。(時代とともに取り合わせがかわることもあります)
30センチ程度の水盤(基本以外は、いろいろですが)の中に、自然を切り取って
表現するわけです。
桜の枝が、大木にもなりえる
手(指)で枝の曲がりを少しためたり(折れない程度にゆっくりと矯正する)、
咲きかげんを調整する(花びらをゆっくりとひろげたり)ということはあっても、
不自然なくらいに、形を整えることはありません。
素材の形を生かす、ということが大事だと教わりました。

生け花は基本の形から見ても、それぞれの花材の間に空間があります。
そのラインを延長していけば、目に映る大きさ以上の宇宙が花器の中に現れます。
見る人の視点・想像しだいで変わるところは、美術・絵画と似ています。
少ない花材でそういう表現ができる、というのが生け花のすごいところです。
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生け花と比べて、フラワーアレンジメントは・形・大きさ、全てすぐ目で見て
理解できます。(有名なフラワーアーティストの作品はまた違いますが)
基本的な花材の持っていき方は、生け花と共通のところがあると思いますが、
決定的に違うのは、立体としていかに完成しているか(とくに基本で)という
ところでしょうか。
ただ、日本では本当に測ったように形をつくったり、花材の位置を徹底的に
決めたりする傾向にありますが、フランスではそこまで縛らず、より個性を尊重
します。例えば、形の大きさ、色合わせ、など・・・。バランスがとれていて、
安定感があり、さらに独創性があればOKです。
先生によっても、全然違うスタイルですから。
最近は、生け花などの影響か、かなり花材を少なくいれるようになっていますが。
(かなり前からはやっている、Zenーゼンースタイルの影響かもしれません)

こちらの学校のいちばん最初のレッスンで、日本で習ったように基本の丸いスタイル
をつくったとき、先生に全部やり直しするようにいわれました。全て同じ長さの花が
「お葬式みたい」と感じられたようです。
そのときは先生の花を見ても正直どこがどう違うのか、わかりませんでした。
なんどもやり直して、先生が言われるように・・・とやっていくうちに、ふっと
わかりました。
それぞれの花が生きるように入れる、風が花と花の間を通るように、という感じ。
スタイルは違っても、生け花と共通の考え方。
それがわかってから、どんどんフランスのスタイルが吸収できるようになりました。
自分の中にある、生け花の感覚を完全にはずすことはできなくても、それを調整する
感覚をだんだん身につけられたようです。
それが、先にも書いた立体を意識して構築する、という感覚です。

(次回に続きます)
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by aplusfleurs | 2008-02-24 08:13 | フラワーアレンジメント | Comments(0)

musée des arts et métiers

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工芸・技術博物館、です。メトロ arts et metiers(アールゼメチエ)のすぐ目の前
にある博物館で、測定機器や、望遠鏡、時計、建設・印刷機器から自動車などなど、
初期のものから現代に至るまで、いろいろ展示されています。
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↑のぼりには、いちばん最初のバスの写真。
自然史博物館も気に入ってますが、こちらもとても興味深い博物館でした。
↓これは、数学のある形を見せるためのものらしいですが、洗練されてますよね〜。
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もうひとつ。
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そして、これは・・・何だったか忘れてしまいました;;
(思っていたより広くてこのあたりで疲れが・・・)
かわいいクリスマスのデコレーションのようです。
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考えて考えて考えぬかれた形というのは、芸術であれ、こういった測定機器であれ、
美しさに変わりはないのだな〜と感じさせられます。
自然から生まれた形も、何ともいえない感動がありますが、どんなものからでも
デザイン・アイディアはもらえるもの。
かえって、フラワーアレンジメント以外のものの方が、新鮮な気持ちで
とらえられる気がします。
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ライト兄弟以前につくられ、実験成功していた飛行機(clement ader発明)。
こうもりをヒントにつくられたそう。
最後の階段につり下げられていて、このロケーションとともにうっとりさせられ
ました。
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おまけは、この猫ちゃん。
博物館にいく道で窓越しにとったもの。まるでつくりもののようですが、、、
生きている動物がじつはいちばん素晴らしいのかも、と感じさせられます。
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by aplusfleurs | 2008-02-16 08:16 | 観光・レストラン | Comments(4)

バレンタイン用デコ?

だと思いますが、

この、鳩のカップル・・・
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実は、花屋さんのウインドーの中に作った、大きな巣(?)の中にいます。
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最初見たときは
『大胆!』『さすがフランス人!!』
と思いましたが、鳩がじーっと同じ場所で動かずにいるのを見て、気の毒な
気分になりました。
ハート型の巣は白い羽でおおわれていて、カゴの回りも、雲龍柳らしき(赤茶色が
強いので違うかもしれませんが、柳の一種であることは間違いないと思います)枝で
囲ってあり、正面には、見えにくいですが、石化柳が一本アクセントに渡してあり、
かなーりおしゃれ。
このカゴを作るだけで大変だっただろうと思わせられます。

でも・・・バレンタインのデコレーションのために、鳩をその間飼うなんて、
日本では見られない発想だな〜と感じました。
これは、以前クリスチャン・トルチュのお店のあったところ、オデオンの
Pascal Mutel(パスカル・ミュテル)さんです。
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いつもおしゃれなウインドーですが、写真を撮るのは控えていました。
(時々、勝手に写真を撮られるのを嫌がるお花屋さんもあるので)
でも、今回は特別。またバレンタイン後にこの鳩のカップルがいるかどうか
見に行こうかなと思っています。


最近はお天気がよいことが多く、今日も夕方のマルシェにいこうと歩いて
いたら、鳥の声がどこからともなく聞こえてきて、夏の夕方のような錯覚(夏時間
になると、夜8時をすぎても明るく、鳥の声がよく聞こえるのです)にとらわれ
ました。
下の写真は年明け観光案内でオランジュリー美術館に行ったとき、
あんまり雨上がりの夕焼けがきれいで、チュイルリー公園からコンコルド広場・
エッフェル塔をとったものです。
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ちょっとぼけてるけど、私はこっちの写真が好み。
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by aplusfleurs | 2008-02-09 06:59 | 花屋・花・植物 | Comments(0)

SNHFでのデモ

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ひさびさにきちんとフラワーアレンジメントについてです♪

1月終わり、SNHF(Societe Nationale d’horticulture de France=フランス
園芸協会)での昨年6月DAFA3(ダファ)の合格者のデモンストレーションに
行ってきました。
ここで、去年の合格者が観客の前でデモンストレーション(実演)を行い、賞状
が渡されます。今回は日本人2人を含む5人の方が合格されたようです(おめで
とうございます♪)。
おそらく100人以上の観客の前でのデモなので、けっこう緊張されている方も
いらっしゃいましたが、私も経験者としてよく分かるので、本当に良かったな〜
という気持ちで見せていただきました。

最初にフランス園芸協会会長と、アートフラワー部門の会長さんの挨拶があり、
その中でも今年はDAFA1段階の受験者が100人以上いたとの報告がありまし
た。
受験者は年々増えているようですが、日本人がとくに多いようです。
去年から、ベルギー・イタリアとの試験資格の統一を行われていて、それがまだ
調整段階だという説明(私の理解したところでは)がありました。
よりインターナショナルな資格へグレードアップするようで、喜ばしいことです。

私も経歴の中で紹介させていただいてますが、DAFAはフラワーアレンジメント
教師としての試験(フランス国家資格)で、教える能力があるかどうか?を見る
ものです。
1〜3までのフラワーアレンジメントの実技試験があり、私が受験したときはまだ
植物学のテスト(ボタニック)が別に行われていて、2を合格したあと、植物学
試験に合格して初めてDAFA3の試験が受けられるシステムでした。
(今はベルギー・イタリアとの試験統一のため、1〜3の試験の中に一部もりこま
れる、という形式にかわりつつあります)

植物学はアレンジメントに使われる約300種類の花から樹木までのフランス語
通用名とラテン語名を覚え、その植物的な特徴と出された課題にたいして
アレンジをどう作るか?の口頭・筆記試験がありました。

実は、私が植物学に合格したのは2回目でなのですが、すでに日本に帰国して
からだったので、最初はフランス語をDELF(外国人用フランス語試験)合格まで
勉強し(2年ほどかかったように思います)、その後近くの医薬品会社の植物園
にお願いして、季節ごとに計2回ほど一緒に回っていただいて、実際の植物を
見ました。
でも!フランスで買った植物のぶあつーい本の写真と、日本に生えるそれとは
見た目も形も全然違っているものが多く、試験直前に渡仏したあと、近所の
大きな公園や温室のある公園を回って、スケッチしながらの見直しで、何とか
名前と実物が一致した・・・というのが実情です;;

何せ、植物学は自分で勉強するもんだと思い込んでいたので(最終試験もそう
ですが)ただただ自分のやりかたでやっつけていました;
その時に助けていただいた、お花で知り合ったフランス人の友達と、植物園の方
とはその後もいいお付き合いをさせていただいています。とくに、友達は自由の
きく時間は資料を持ち出して何回か半日〜1日付き合ってくれて、本当に助けて
くれました。
最終試験(DAFA3)に合格したときは、お礼をしたい!と言う私に、Ayumiが
合格したことがプレゼント、と言ってくれたのが忘れられません。
こういうことがあったから、花を続けてこれたんじゃないかな〜と思っています。

何はともあれ、そんなことだったので、DAFA3の試験の時も、フランス語で話さ
ねばというプレッシャーと、試験がどう行われるのか全く知らずに会場にいき、
審査員だけでなく、観客がいることにびっくりした私です。
その時は、観客はかぼちゃ、という思い込みで何とか乗り切りましたが、日本人
の通訳の方がいたおかげで、ずいぶん気持ちが楽になりました(通訳の方が
いることも、会場にいくまで知らなかった・・・)。
一つ目の実技試験は自分で、二つめは息切れして通訳の方にお任せ、三つめ
の花に関する好きな絵についての審査員の質疑応答は用意していった紙を
よみつつ、自分でこなしました。

ということで、観客席から見るのは初めてで、ああ、ちゃんとこれを見れていた
ら、もう少しきちんと準備できたのに・・・としみじみ感じた次第です。
(でも、そうしていたら、DAFA日本人初ではなかったかも・・・)
今回も日本人の方が和をもりこんだモダンをされてましたが、やはりこちらの方
には受けていたように感じました。スタイル的に、生け花はアレンジメントに
近づき、アレンジメントは生け花に近づいているのも、お互いないものを取り入れ
て変わっていく過程であるのでは?と思います。

私も、2006年に観客の前で合格者としてデモをしましたが、やはりフランス人
が見て少し違う、と感じるものを・・・と和を意識してアレンジメントを作りました。
テーマがCadre(額)だったので、いろいろ頭を悩ませた末、竹屋さんに組み立て
可能なモンタージュをスケッチして依頼し、飛行機会社にことわりをいれ、
スーツケースに大きなボストンバックと、この竹のモンタージュ(1m50はあっ
た)をかかえ飛行機にのりました。(HPのNouveaute-ニュース-に写真をのせています)
今から思えば、デモとしてもう少し面白いものができればよかった、という反省
はあるものの、あの段階で自分にできる限界のものだったと思います。
その時も、仕入れを助けていただいた方、枯れた竹(知合いに頼んで何日か前
に切らせてもらったので)を見て何も言わずにその日の朝に自分の庭に生えて
いるのを切ってきてくれた園芸協会関係の方にほんとにお世話になりました。

そんな、いろんなことを思いだしました。
しばらくお花と離れているので、余計にいろいろ感じたのかもしれません。

ちょうど、合格者の中に、私と一緒の年に合格した先生(フランス人)のお弟子
さんがいて、嬉しい再会もありました。また、こうやって交流が続くといいなと
願っています。
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by aplusfleurs | 2008-02-05 02:51 | フラワーアレンジメント | Comments(2)

フランスでの生活、お花の話を中心に、のはずが、最近は育児日記に;2009年サンクルーへ引越し、2014年3月夫の転職により日本へ。2010年10月フラワーアレンジメントのフランス国家審査員資格合格♪


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