<   2014年 11月 ( 3 )   > この月の画像一覧

ちょっとフランス語 -3-

b0117348_10493184.jpg

秋も深まってきました。今日のように少し曇り空だと
ちょっと物悲しい気分。

さて、なかなか書けない“ちょっとフランス語”。ようやく
No.3。今回は

C'est pas grave.
(セ・パ・グラーブ=グハーブ、と発音する方が近い)

正式には Ce n'est pas grave. 否定のneが助動詞の
est の前に入るのですが、フランスの日常会話では、
ne-pasのひとくくりの「否定」の最初のneを省略し、
pas(パ)のみで否定として話す事が多いです。
(反対に言えば、最初のneをきちんと発音してなくても、
pasを強調することで人には否定と分かる)
「大したことないよ」転じて、「大丈夫だよ」みたいな
ニュアンスの使われ方です。
電車、メトロでちょっとカバンや肩、身体の一部が隣の
人によろめいたり、混んでてぶつかったりすること、
ありますよね。そういうとき、

「Excusez-moi」(エクスキュゼ モワ)ごめんなさい、
というと大抵の人が、セパグラーブ、と返してきます。

何か問題があったとき、探し物が見つからないとき、
うまく事が進まないとき、失敗したとき、、、、etc,
とにかく、自分の思い通りに行かないときに、「まあいいか」
的に自分で発したり、上記のように、他人に謝られたとき
「大したことないですよ」「だいじょうぶですよ」という
意味で返します。
生活の中で、これほど耳にする、また自分も使う言葉も
ないかな、というくらいに使用頻度の高い言葉。

・・あまりにもよく使うので、何となく軽い言葉と思って
いたのですが、最近になって、深いな〜と思ったことが。

日本に来る直前だったか、来た直後だったか、順調に事が
進まないこともあり、また夫も私も生活の中でそれぞれ
悪戦苦闘していたようなことがありました。
夫は、仕事の事はよほど何か報告したい(いいこと)以外、
ほとんど話しません。たぶん、イヤな事とか、人間関係で
疲れることもあるとおもうのだけれど、こちらが聞いても
全くといっていいほど、ネガティブな話をしたことなし。
「好きなことで、やっているプロジェクトは面白い」という
感じ。
でも、ちょっとどうなんだろう?と私が詳しく聞いてみた時

「まあ、いろいろあるけれど、仕事より何より、大事な家族
がいて、僕はそれで幸せなんだから、それ以外のことは
C'est pas grave (セ・パ・グラーブ)」

これを聞いて、ああ、この、大した事ないよという意味の中
には、本当に大事なこと以外のことは、大した事ないんだ
というフランス人精神が隠されているのかなと思ったので
した。ケ・セ・ラ・セラという言葉も歌とともに有名で、
それも、別に必死になったって仕方なし、なるようになるさ〜
と真面目さにかける、いい加減な感じが強くしていたけれど、
個性は頑としてまげない、主張はがんがん通そうとする人達、
交通機関・社会のシステム、ストや訳の分からない停滞、
フランス3原則

“Liberté Égalité Fraternité ”(自由・平等・博愛)

からほど遠い、移民・外国人への扱い・・・
考え始めたらどうにもならないことが多すぎて、だからこその

「なるように〜なる〜♪」

とでも歌ってられないと生きてられないよ、という歌の裏に
隠された、切実な感情がせまってきました。
フランス人の底力、日本人とは別の強さ、それがこの

「C'est pas grave」

にこめられている気が、今はしています。ようやく気づいた今、
この言葉にすごい力を感じている私。
b0117348_10494824.jpg

[PR]
by aplusfleurs | 2014-11-11 10:49 | おまけの話 | Comments(0)

洋梨グラタンとバラのパイ

タルトを作ろうと買っていた紅玉で作ったバラのパイ。
パイ生地に煮たリンゴをはさんで巻いた時点では完璧!
b0117348_1322182.jpg


焼いたら・・・
b0117348_1323188.jpg

だれてしまったのも。ざんねーん。
b0117348_13232570.jpg

りんごは皮付きにしたので、赤がきれいに出て、いい
感じだったのにな〜。お菓子教室をしてる友人にコツ
を聞いたら、パイ生地はバターが多いからだれやすい
ので、セルクルか何かで固定するといいのでは?との
こと。
これ、ちょっと来客のときとか、お茶請けに出したいな、
と思ってるのですが。

b0117348_13285363.jpg

(ご近所さんにいただいたりんご。生食で3つあっという間に食べきって
しまった・・)

いっとき、ファーブルトンを何度も作って、ご近所さんに
差し上げてたのですが、ひさしぶりにフルーツのグラタンを。
フランスではもっぱらいちごだったけれど、今回は洋梨。
これがなかなかイケます♡
b0117348_13282183.jpg

ちょっと焼き過ぎて、表面に焦げができたので、つるっと
したきれいさがなくなって、見た目がイマイチですが・・

丁寧に時間をかけて作ったのが成功するとは限らず、
急いでぱぱっとしたものの方がきれいだったり美味し
かったり、お菓子作りは奥深いです。
[PR]
by aplusfleurs | 2014-11-06 13:31 | 料理・お菓子 | Comments(2)

この色・・・

夏にフランスに帰省したとき、夫は仕事があって、
少し遅れてフランスにやってきました。

「免税店でポロシャツ、いいの二つも買えた!」

と嬉しそうに電話で言っていたので、どんなのかな?
とこちらも楽しみにしていたら・・・ちょっと、いや
かなりびっくり。
この色、日本人は選ばへんなーー・・・
b0117348_22122217.jpg

でも、ヨーロッパ圏の、肌色が白くて髪の色が薄い
タイプの人は、こういう色好む人も多いです。
何より、義母も白人、金髪(に染めている)せいか、
はたまた、自分の息子にそういう色を好んで着せて
いたせいか、うちの息子に服を買って来てくれると、
やはりポロシャツ・Tシャツはこのショッキングピンク、
そしてパンツはうすーい空色、ということが何度か
あり。(夫の小さい頃の写真を見ると、同じような色
の服を着ていた)

息子、私の色素を受け継ぎ、髪と目の色、少しは茶
がかってるけれど、黒。肌も、少しは白いかもしれな
いけど、黄色人種の肌色。せっかくプレゼントされても
日本人の私には、どうも息子に合う色とは思えず、
しばらく着せるまで時間がかかりました。
アジア人には、男の子でも赤、紺、ブルーの方が似合
うと思うんだけれど。
ま、慣れたらどうってことはないのですが、、、

最近はこの色とはご無沙汰だったので、久しぶりに
見て、やっぱり違和感。
この下、パンツ何をはけばいい?と尋ねる夫。

「・・・・(ベージュもイマイチな気がするし)ジーンズ
くらいじゃないの?・・・
(消え入る声)」

義母「いいじゃない〜!!いい色よ、
二つとも何でも合うわ!」


えー?ほんま?
他の人も「ベージュとかでもいいんじゃない?」という
ことだったんで、夏は頻繁に会社に着ていってたけれど。
駅では、きっと目立ってただろうなあ・・・
ちょこちょこ、外国の人も近所で目撃するのですが、夫
によれば、スーパー等に行くと、必ず小さな子供にじー
っと見られる、というので、やはり珍しいのかも。
私は私で、今はそんなに感じませんが、結婚当初の頃
や帰省のとき、街を歩いていると、そばにいる夫を見て、
それから私の方をじろじろと見られることがあり、あー、
きっと、

「へー、この人が?(・・・)」

という視線なんだろうな、と思ったものです。
(・・・)は、その人の心の声なので、こちらは知る由も
ありません。こちらが気づいても目が合っても、じろじろ
と見られるときは、正直いい気持ちはしませんでしたが、
気にしたって仕方ない。どちらの国にいても、こういうこと
はいつも起こります。

夫がこの色を着ていたら、他の人からかなり見られてた
だろうと想像するのですが、特に何も言わないので、
ま、いいかとほってあります。

考え方、物事の捉え方とかは、違和感ないのですが、
ときどきこういう違いがあり、ヨーロッパ人なんだなー、
と思います。
[PR]
by aplusfleurs | 2014-11-02 22:25 | おまけの話 | Comments(0)

フランスでの生活、お花の話を中心に、のはずが、最近は育児日記に;2009年サンクルーへ引越し、2014年3月夫の転職により日本へ。2010年10月フラワーアレンジメントのフランス国家審査員資格合格♪


by aplusfleurs
プロフィールを見る
画像一覧