さて、次の日。
朝ゆっくり目に起きて、ホテルで朝食。パン・果物・ヨーグルト
・卵(自分でゆで卵にする)など、普通のラインナップながら、
パンもおいしかったし、果物もフランスでよくある熟し過ぎで
なく新鮮で、係の女性も気さくな雰囲気でよかったです。
これは、ホテルの前の教会(見学不可)。部屋の窓から見え、
夜はライトアップされてきれいでした。
さて、一日目に行けなかった旧市街のセザールの塔を見に
と思っていたけれど、かなり登らないといけないようなので
(眺めはとてもよいそう)、教会へ。
(子連れだと、どうしても子供に合わせてしまいます・・)
天井を撮ったら、陶器を思わせる写真になりました。
寒かったので、この辺でプロヴァンにはさよならし、次の目的
機関車のミュゼへ。お昼直前についたのですが、13時からと
いうことで、夫がネットで見つけたレストランへ。外観は昔の
ままで内装がモダン、接客がアットホームという内容で、接客
にひかれて行って見ました。
La Croix Blanche ,77520 Donnemmarie-Dontilly
小さな村の中心通り、外観からは中は想像できなかったけれ
ど、中は相当モダン。お料理も洗練されすぎない程度に現代
風、味も量もバッチリで、なかなかのもの。
この辺りの人かな?という家族連れ、高齢のお友達同士、と
かなりのにぎわいで、みなさん、それぞれに頑張っておしゃれ
されていて、年配の方達はパリの16区の雰囲気でした。
お昼のmenu、主菜とデザートのコースで。
まずは、フォアグラのクレーム・ブリュレ。
一瞬甘いのか?と思ったけれど、味はほんのりフォアグラ。
こってりしすぎず、優しい味で、メインの邪魔をしません。
主菜、私はタラだったか?魚を頼み、夫は子羊。
お魚の上に、ハーブを混ぜたようなソース(液状でなく柔らか
いブイヨンのような食感)がのせてあり、薄味だけど、ちょうど
いい味加減で、そこに海藻のパスタが添えてありました。
これで大正解!
息子は子供メニューのステーキアシェ。(牛ミンチのステーキ)
昨夜と違って、ほとんど完食。
そして、デザートは、カフェグルモン(何種類かのデザートの
盛り合わせ、エスプレッソとともに出されること多し)。
息子にも、ほとんど同じデザートが。贅沢〜♡
パッションフルーツがテーマのようで、マカロン・ソルベとも
パッションフルーツ風味、つまりこちらで手作りされているの
でしょう。それに、日本でいうババロア、固めのチョコタルト。
ほおずき、金柑、苺で飾り付け。
ものすごく洗練されてる、というところまで行かず、でも手作り
感が暖かみを感じさせてくれて、美味しかった!
すぐに行けるところではないですが、もし近くを通るなら
(または、またプロヴァンに行く時があれば)、絶対より道
してでも行きたいと思わせてくれたレストランでした。
昨日の夜のレストランではボンボン、こちらでは飴を息子に
下さって、嬉しいサービスでした。こういうの、ありそうでパリ
ではないな。。。
そして、機関車ミュゼへ。
以前、息子の本(フランス語)でそういう博物館があると載って
いて、イラストでは立派な博物館だったので、それを想像して
行ってみたら・・・吹きさらしでした;まあ、機関車だから当然か
と思ったけれど、そうでなく、修理や管理、ミュゼにかかわる方
はみなボランティア。アソシエーションが運営する博物館だった
せい。そう思ってみると、すごいな〜。
近くで見ると、訳が分からなくなるくらい、細かい部品もあって、
ひとつひとつ顔が違う。
車輪は息子の背丈以上、巨大!
そして、ピカピカ。駐車場はこれから手を入れないといけない
車両が置いてある場所だったので、そんな車両を見た後だと
傷んで古ぼけたのをここまで手入れされたのかとよく分かり、
こちらで働いてる方の愛情とか情熱が伝わってきました。
部品がかなり露出しているので、これで嵐や雨の中を走って
いて、よく大丈夫だったなあ・・・と思ったり。
このプレートにある「courneuve」は、パリの真東ラ・デファンス
の北の地域、「うちの近所!!」と嬉しくなってパチリ。本当に
走ってたんだな〜、としみじみお疲れさま、という気分に。
間近に見る機関車達は、迫力があって、でもどこか繊細でした。
今回は一泊二日、そんなに張り切って観光した訳ではないです
が、ちょうどいい感じで楽しめたかな?
とくに、観光でいった割にはレストランは当たりだった!と思います。
お陰で、このあと体重増加;;
そうそう、プロヴァンはバラでも有名だそうで、お土産屋さんで
買ったのがバラの石けんとシロップ、ボンボンです。
石けんの香りがよくって、息子が夢中。パッケージが可愛いの
で、日本へのお土産にしようかと思っています。