最近のあれこれ
2010年 10月 12日
夫の友人(日本人)カップルがうちに泊まりにきたのが、
9月終わり。
1週間のフランス滞在のうち、3日うちのアパートへ、2日
夫の両親宅へ。夫の田舎の家は、飛行場から20分くらい
なのと、シャンティイーや、サン・リスなど、ちょっとした観光
にはもってこい。夫の日本の友人は、みなさん一度は泊ま
っていかれます。
夫も仕事を休み、月曜にベルサイユ宮殿へ行ったのですが、
お休みで中へは入れず;お庭のみになりました。
村上隆展が行われているので、私も楽しみにしていたのに
(ファンというわけではないのですが、どういう風になっている
のか興味深々で)、あてがはずれてしまいました。
月曜日なので、休みじゃないの?と夫には言ってたのですが、
インターネットで調べたときには、何も書いてなかったそう。
みなさん、ご注意ください!
それで、急遽パリへでることに。
お昼ぎりぎりにodeonに着き、歩きながらレストラン探し。
前に行ったことのある、オデオン劇場の前の、メディタラネに
決定!
何とか最後の2テーブルのうちの、4人がけに座ることができ
ました。(出るとき、予約なしで入れて、あなたたちは幸運だ、
となにやら恩着せがましい一言つきでしたが・・・;)
こちらは、魚介類以外のお料理もあり、雰囲気も、お料理も、
そしてお値段も、ひとつレベルアップ、という感じのところ。
でも、「自分たちだけでは来られなかった」と、喜んでもらえ
ました。はー、よかった。
オデオン界隈を歩いていて、見つけたもの。時計の横、日本
語で「アート」と、書いてあります。日本語での表示や、メトロ
のアナウンスも(コンコルドだったか)、日本語がありました。
有名ブランドなどでは、日本人でなくても日本語を話す店員さ
んもいますが、ここまで日本語が進出してるのか・・とびっくり。
そして、友人たちが帰った当日、サントゥーアン(クリニャンク
ール)の蚤の市へ。
こちらで、「日本文化の影響と暮らしの美学」フェアが行われ、
その一環として、ずっと以前お世話になった先生の、アンティー
ク・レクチャーがあったので、行ってきました。
(フランスについての著書多数、アンティークについての様々
な講座を展開してらっしゃる、石澤季里先生、ブログはこちら)
私以外は、ジャーナリストや、アンティーク関連の方だったよう
で、お邪魔にならないように、と思いつつ、最後の方で、やっと
写真を撮りました。こちらは、エルメス、ルイ・ヴィトン中心の
専門のお店でした。先生のお顔があってか、シャンパンをふる
まっていただきました。
日本のポスター、周りのホテルのステッカーは、ご主人のお父
上が個人的に集められていたものだそう。これだけ、日本に
旅行されてたのが、すごい!
そして、ピンクの小さなトランク、これは、バービー人形のため
のもので、世界に6つしかないうちのひとつだそうです。すごい。
モードから、器(バルボディン)、レース、台所用品、シャンデリ
ア、ラリックのガラス器・・・もっとあったのですが、久しぶりに
ちょっとお勉強気分で楽しかったです。1人で分からず見るの
も楽しいですが、やはり、奥の深いアンティークは、教えていた
だいたり、勉強してこそより楽しいのだ、とあらためて思いました。
そして、今年、やっと10年のカードがいただけるはず、の滞在
許可証の手続きの話は、次回。