パリの温室植物園
2013年 09月 29日
先日、幼稚園休みの日に行ったのがポルト・ドートイユにある、温室。
(Jardin des serres d'Auteuil)
ここは、フランスのフラワーアレンジメント試験DAFAの植物学の試験
前にも行って勉強しました。日本の植物園にも大変お世話になったの
ですが、同じ種でも、やはり生態が分かりにくい、実際の姿をちゃんと
見たい!と思われてる方にはオススメです♩
(といっても、全部ある訳ではありませんが・・・)
久しぶりに行きたいな、と思っていたら、たまたまテレビに映っていた
温室を見て、息子が「行きたい!」と言ってくれたので、「じゃ、行こうか!」
と行ってきました。
あいにくの曇り空・・・もう雨が落ちてきそうな。
行く手に見えるのが温室の丸屋根。
最初に目を奪われたのはこれ!↑この色合い。ビビット♩
谷渡り。これは試験に出るし、日本でも流通がさかん。生け花でも使います。
そして、私の一押し葉物。。。↓この葉脈!目が離せないです。
パピルュス。
ヘリコニア2種。
こんなでっかい葉っぱもあるんですよ〜。
ちらっと見える花。
この根っこ、ガジュマルみたいです。
そして、気になったのが・・・
この蔓物。巻いてる蔓には弱い私。
人の顔ほどもある朝顔系の花が・・・!グロテスクだけど、魅き付けられる〜
つぼみはこんな↑で、おとなしいもの。
妖艶な感じ。こういうのが好きっていうのは、アールヌーボー好きに通じるかな。
ところどころにある花の色、なんともいえずいいなあ〜・・・
こちら↑日本でもよくありますね。やっぱり、日本はすでに熱帯?
それぞれの花と葉の色の対比、すごくいい。
通路で遊ぶ息子。
フラワーレンジメントでよく使われる、アスパラガス・メリーやクロトン。
こんな感じで生えてるんです。
紫の葉から、突然緑の若葉が・・・面白い。
鯉もいます。日本からきたと説明書きが。
息子はこちら↑の黒い魚がお気に入り、何回も眺めては私を呼んでました
が、これ本当に大きくて不気味。
大きな椰子の木が、鯉の池の前にあり、圧巻。
高ーい天井まで届く木々。
鳥小屋もあって、そのよこに綺麗なハイビスカスが。
外に出てからも面白い実がありましたよ。何だろう?色が素敵。
(後日FBで見た記事にて、やまぼうしの実では?と判明・・・実は
食べられるようなので、本当にそうか、取りにいこうかと思案中)
孫をつれたおばあちゃんなどもいて、結構子供連れに人気かな?
植物学の試験前にこちらにきて、座り込んでスケッチしたことも懐かしく思い
出しました。息子も楽しかったみたい。近くに公園があって、お天気のいい日
には両方楽しめそう。
あまり知られてないけれど、お近くへ行かれたら、ぜひどうぞ♩
植物やお花のカテゴリーのブログを拝見し直してたら、やっぱり写真がとっても良いんですよね。
とくにお花の写真には引き込まれてしまいます。
センスの良さが写真にも現れるんですね。
でも、腕のせいでは決してなくて、へたでも、花や植物からものすごいエネルギーが出てるのが写真に現れてるんだと思います。形や色、自然のすごさは、なかなか写真には写せなくて・・・;
植物園は楽しいですね。山科の日本新薬の山科植物資料館にもよくお世話になっていたのですが、説明いただくと、知っていたと思っていた植物にも沢山の発見があって、何度行っても飽きませんでした・・・私はとくに、熱帯系の植物が好きみたいで、こちらの温室は飽きません♡
また、お花の写真と文章♪楽しみにしてます^ - ^