Joyeux Noel♪ そして、良いお年を・・・
2010年 12月 20日

また、雪が降っています。
昨日の朝降っていて、昼から少しとけ、また今朝から
降り始めました。
気温が高いので、地面は凍らず、ぐじゅぐじゅです。
昼からは普段の気候にもどって、雪もとけるだろう(?)
という予測を信じたいところ。
昨夜も、また雪で止まった交通機関やら、空港での
様子がニュースでうつされてました。
あさって飛行機に乗るので、かなり気になります。
明日夕方までに田舎へいく道も、車なのでちょっと心配。
ぎりぎり何とかなるかな、と思っていますが・・・。
子供のころは何も心配せず、真っ白な雪の上を歩いて
学校にいくだけで大イベントだったなーとクリーニング屋
さんへセーターをとりに行った帰り、思い返していました。
雪の朝は気持ちが急いて、ギャルドリーへ行くのも子供
をせかしてばかり。もっと余裕をもって出るようにすれば、
雪を楽しみながら行けるのに。

先日近所のお友達の誕生日
パーティに呼ばれ、ピエロの
顔になった息子。
帰ったとたん、「べー、べー」
と化粧を落としてくれ、と言い、
もうすこし、もうすこしと携帯
で写真を撮ろうとしたら、今度
は携帯を貸せ、とだだをこね、
目に涙。
シャッターチャンスは短いです;
何はともあれ、2010年もあとわずか。
読んでいただいてる皆さん、よいクリスマス、よいお年を
過ごされますように、お祈りしています。
では、日本でのお正月、楽しんできます~。

クリスマスデコ、と溶けた花
2010年 12月 13日

お店の壁に、木の枝に雪がついて光っているような、ライトのデコ。
時計屋さんですが、ショーウインドーの中は・・・

ミニマムでかっこいい!リースをイメージさせるようなつるを束ねた
流れのあるアレンジ。こういう、商品をひきたたせると同時に、存在
感のあるアレンジがパリは多いです。
レストランやイベントなど、人が集う場所はお花が似合いますが、
お店のウインドーは、男性的なアレンジがいいな、と思います。
目立たなさそうで、迫力があって目がひきつけられる。
う~ん、すごい・・・。
この、ラナンキュラスが・・・


見事に色がとけております。赤の中は、オレンジと黄色。
茎もつめて、丈もずいぶん短くなりました。買ったばかりのより、
くたびれてきた感はありますが、私は、この、色が交じり合って
きた方が好き。
ワインみたいに、こっくりなじんで、落ち着いてきて。
かわいいです。

クリスマスリース
2010年 12月 12日

ずっと前に、田舎へいったとき、林で見つけたつるで
作っていた土台。

このつる、近所にもたくさんあるのに気づきました;
ただ、まとめただけですが・・・こんな感じ。

ドライにしていたベアグラスで巻いて、ユーカリの、これ
またドライの葉にグルー(グルーガン)をつけて止めて
います。
そこに、アンスリューム、バラ(ノエルのアレンジで使った
もの)、ユーカリのグリーン・赤の葉をバランスよくつけて、
カスミソウを散らし、最後、ベアグラスがくるくる巻いてる
のを、リボン飾りのようにつけて、仕上げ。

全部、飾っていた花をドライにしたものですが、アンスも
見事にからから。

土台が軽いので、ドライにしたとはいえ、重さのあるバラ
は、下に固めました。アンスリュームとの対比もポイント。
軽めの、乙女チックなイメージになりました♪
すべて、再利用のものばかり!買わなくても、できてしま
う、お得リースです。ユーカリ再利用、もあります。
こちらのできは、イマイチ・・・生のうちに、仕上げてしまえ
ずに、置いておいた時間が長すぎたせい。


大雪でした
2010年 12月 10日
「大雪で交通マヒ」の大混乱日となりました;
雪が降り始めた、朝のベランダ。

夕方。

こんな感じだったので、息子を迎えにギャルドリーにもいつも
より早めに行ったのですが、
「バスが動いてないから、親に迎えにくるよう電話で連絡しない
といけないのよ。役所から早めに閉めるようにと言われてるから」
と先生方も慌てた様子。
「C'est cata(セ、カタ=カタストロフの略?)」。
カタ(キャタ)ストロフ、というのは、思いもかけない災害などの
場合によく使う言葉です。
いつもの道は確かにけっこう雪が積もってるものの、溶けかか
っていたりして、べちゃべちゃの感触だったのですが、そのとき
ですでにパリ市内は車が動かず大渋滞、気温が下がる夜にか
けて溶けかかった雪はアイスバーンとなり、道路の脇に車を
乗り捨てていく人も多かったみたいです。
飛行機も飛ばず、その他交通機関も止まる事態。
ただ、天気予報でも事前に「大雪の恐れ、なるべく車は使わな
いように」と言ってたようなので、「天気予報は当たらない」と
信用されてないこと以上に、もともとラテン系民族のフランス人、
「まあ、なんとかなるさ~」
と最悪の事態は考えず出てきた人が大半、のように思われます;
(毎回、同じことが繰り返されてるので)
実はこの日、義母が泊まりにくる予定だったのですが、あまり
の雪の勢いに、昼間、
「無理しないで」
と電話をかけたら、
「大丈夫、大きな道は溶けてるから」
との返事で、その後
「午後の仕事はやめにしたので、早めに行く」
と電話あり。でも(やっぱりと思いましたが)、
「途中で渋滞にぶつかって、道が閉ざされていけない」
とのこと。ほんとにごめんなさいね~、と謝っていました。
実はこれ先週も同じパターンで、そのときは、雪が降って徐行運
転をしていて、治安の悪い地域で、いきなり助手席の窓を割られ、
カバンを盗られたのです・・・;(よくあることですが、彼女は初めて)
このときも、私は
「雪が降ったら、車じゃなく、電車できてもらったら?」
と何となく心配で言ってたのですが、夫も義母も大丈夫!ととり
わずいたので、思いもかけないことでしたが、私の心配は当たっ
た(?)ことに。
それでも、懲りないというか、疲れていたけど、元気な義母は、
次の日車を運転してやってきました。。。
(これ、私の身近な同年代の日本人はやらない気がします)
雪で大混乱、というニュースと、義母に降りかかった災難とその後、
はフランス人の精神が「ラテン」、でつながります。
約束=責任、という観念の日本人には、「あーらら」という感じ。
無理なら、無理と早めに言った方がいいと思ってしまうのは、日本
人?だからなのでしょうか。
悪気なし、なんですけど、予測不可能か?とつっこみたくなること
多いです。日本人(私だけ?)が、予測(心配?)しすぎ、ということ
もありますが。
ふと
2010年 12月 08日

寒いので、外を見ると・・・雪!
朝、息子をギャルドリーに送ったときは、細かい雨だったのに。
今も激しく降りつづけ、セーヌの向こう岸のブローニュの森は
雪にかすんでいます。墨絵の世界。

来年から息子が幼稚園なので、年末の帰省はこれで最後かも
・・・と、12月20日すぎに日本に帰ることにしました。
来年以降も夫と休みが合えば、もちろん帰れないことはないの
ですが・・・何でも、以前と比べ、幼稚園(一応ここから義務教育
が始まる)へ行くようになると、バカンス以外の休みは渋られる
そうです。
フランスでは、お正月休みは1月1日のみ。2日から普通に仕事
や学校が始まります。
「別に、幼稚園に行かなくてもいいんだから」
と夫(と彼が言うまでは、私は義務だと思っていた!)。
でも、先生の心象が悪くなるのもなあ・・・と思ったり。
何はともあれ、お正月をはさむので、ほとんど家族サービスで
明け暮れそうですが、もしこちらをご覧の生徒さんで、ご要望等
あれば、ぜひご連絡下さい♪(いつも直前なので、なかなか直接
お知らせできなくて、ごめんなさい!)
寒さも手伝ってか、少し体調くずしてしまっています・・・;
昨日からしっかりした、と思ったら、また夜から咳。このパターン、
前もやったなあ・・・
息子がマルシェで選んでくれた花を見て、少し休むことにします。
(最近、「あかい」「あお」と日本語で言えるようになったので、赤
のラナンキュラスです♪)

Noel☆らしく
2010年 12月 08日

最近、マルシェでときどき花を買います。
普通にブティックで買うより、安くて、新鮮なので。
ちょうど、私がよくお正月レッスンで使っていた、小さめ
の葉牡丹とよく似た(一緒?)chouがあったので、つい
買いたくなり、縁に軽くピンクの入ったバラ、白いカーネ
ーションと、葉物はおまけで、ユーカリの赤とベアグラス
をもらいました。
クリスマスも近いので、イメージはホワイトノエル。
新しいガラスベースに四方見で。
でも、思ったより締りがなかったのと、華やかさプラスで
ずーっと前から飾っているアマリリスを入れて。中心に
入ってる白い枝は、habitaで購入。
イメージが固まりきらないうちだったので、ちょっと雑です。




葉牡丹はわりと早くにしおれたので、日本のものと比べる
と、もちは悪いかも・・・整理するとき全部とって、バラは
ドライにしています。作りかけて、時間がなくて置いてある
リースにつけるつもり。
かなりの量を細めのベース、小さなオアシスで入れたの
で、もう一回り、小さくてもよかったかな、と思います。
フランスのおでん、ポトフー♪
2010年 12月 03日

先週末からちらちらと雪が降って、寒さはスピードアップ。
明日は、フランス各地で雪が沢山降るとの天気予報;
(すでに、ブルターニュや、ノルマンディーなど、ふだんは
降らないところで沢山積もって、大変そうです)

こんなときは、体の温まるものが食べたい!と先々週末
から2回、ポトフをつくりました。

日本でなじみのない材料、Celeri rave(セロリの根、
写真中央)は、千切りにしてサラダ、炒めたり、グラタンの
中にもいれるようです。炒めると、ほくほくとお芋のような
食感。長く持つし、フランスでは好きな人が多そう。
あとは、縮れキャベツかな。
ココットについているレシピで料理やお菓子を作ってみた
のですが、いつも、イマイチ。(単に、私のやり方がマズイ
だけかもしれませんが)
前回、一度肉を水にかけてゆでこぼし、それから圧力鍋に
かける・・・とレシピに忠実にしたら、お肉が硬くなってしま
ったので、今回は昔ながらの、普通にお肉を水から煮て、
アクをとり、野菜(ジャガイモは最後)を入れてたく、という
やり方で作りました。
1回目はマルシェのお肉屋さんの肉、これが、ばっちりで
とろける舌触り!2回目は、近所のお肉屋さんのお肉、が
ちょっとイマイチ・・・。どうも、煮込み時間がたりなかったの
も原因のよう。お肉がキーポイント、そしてお肉によって、
煮込み時間をかえるのが必要なようです。
同じ(しかもオーソドックスな)料理で、一喜一憂です;
しかし、こんな塊肉、日本では手に入らないだろうなあと思
いつつ・・・。
そうそう、お肉を水から煮るときには、ブーケガルニを忘れ
ずに。月桂樹の葉、タン(日本だとタイム)、ネギ、セロリの
葉も糸で縛って入れます。
タンは細かい葉が落ちるので、私は月桂樹の葉と一緒に
ガーゼでくるんでいれ、すぐとれるようにしています。
胡椒の粒もいれておきます。
水から肉を炊くと、びっくりするくらいアクがでます。丁寧に
とっても、冷めたらまた、油の塊。これが、体を温めるんだ
なーと思いつつ、またとって、冷蔵庫へ。
2度目は、トマトをいれて、トマト風味にします。
1週間で、2回(最後の方は、ミキサーにかけてスープにす
るそうです)おいしい。
スープも冷めにくいし、これぞフランスのおでん、です。
マスタードを添えて食べますが、日本のからしに比べると、
まろやかな辛さで、辛いもの好きの私には少々物足りない
のですが。
スープドポワッソンも、冬になると無性に食べたくなります。
食事の最後は、バゲットとチーズで仕上げ。日本で言うなら
ご飯とおつけもの。これがなくては、シマラないようです。