ノエルも近づき
2013年 11月 22日
毎年恒例、3〜4mはあるクリスマスツリーも立てられました♩
(もちろん、生の木・・・ちょっと心傷みますが)
今まではそんなにやいやいと言わなかった息子も、去年あたり
から、
「C'est quand Noël? Demain? ou après-demain?? 」
(クリスマスいつ??明日?あさって??)
「Père noël, comment il sait quel appartement qu'il y a
des enfants? et quel cadeaux qu'on veut? 」
(サンタさん、どうやって子供がいるお家が分かるの?子供が
どのプレゼントほしいかどうして知ってるの?)
とお決まりの質問が始まりました(^^;)まだ、時間の概念が
はっきりしてないので、「あと30個くらい寝たら」と答えても、
「明日?あさって??」
と同じ答えの繰り返しです。どこのお家でもこういう毎日がくり
返されてるのだろうなあ・・・。
そこで、サンタさんへのお手紙を書こう!と提案して書いたのが
これ。
自分の希望のプレゼントの絵と、裏面にはクリスマスにそりに
乗ってサンタさんがプレゼントを配っている絵。星にも月にも、
太陽にもお布団をかけ、その横にプレゼントを描いています。
流れ星も。(下に違う絵があって、見にくいですが・・・)
下の方にはビルや家々の屋根。煙突の上にもプレゼントが。
欲しいプレゼントの絵の横に
「日本語でプレゼントの名前書いとこか〜」
と言うと、「うん!!」。まだまだ「サンタさんだけにしか言わない!
秘密!」という考えはないもよう。昨日も、パパから
「サンタさんが、マチスの欲しい物があんまり分からないらしい
から、パパと一緒に(ネットで)見て、頼むものを決めよう!」
なんて提案されても、疑う気配も全くなく、パパ主導のもと、
プレゼントを決めていた息子。最初のプレゼントとはちょっと違う
(買う方に都合いい)プレゼントにして、また手紙を書き直して
おりました・・・(笑)。サンタさんに対する疑問は多々あれど、
どうしてパパがサンタさんのこと知ってるのか?という疑問は
浮かばないみたい。可愛いものです。
最近のお絵描き。男性はスーツにネクタイのサラリーマン風。
女の人の胸のふくらみも気になって、どう描くのか?と聞いて
描いていました。
エスカレーターを上る人達。エスカレーター横にはエレベーター
があり、だんだん頭の中で自分が見たものが整理され、立体的
に、絵に反映できるようになってきたなあと感じます。スーパーの
絵も全体の様子を描けるようになりました。
今週、幼稚園で 「 la semaine de présentation 」(自己紹介の週)。
一人の子供が1週間、短い時間だと思いますが、みんなの前で
自分が将来なりたいもの、好きなもの、好きな本などなど、紹介
するという主旨。最初はとってもはりきって、
「いつ?僕の紹介の週?」
なんて何度も聞いていたわりに始まってみたらやっぱり恥ずかしくて
小さな声でしか話せずにいるよう(先生談)。幼稚園のとき、私も夫も
そんな感じだったし、子供の性格によってはとっても緊張するだろう
と思うので、二日目くらいからは「できるおまじない」をしたり、少し
声かけをしたりしています。
まだフランス語自体もそんなにうまくないので、そういう面でも
思うようにできない気持ちがあるのかなあと。
今日何があったとか、こちらから聞いても話さないし、何かあるのだろう
けれど、聞くと「疲れた」としか言わない息子。
「(紹介するのは)難しいもんなあ・・・」
というと、こっくり、うなづく感じが、やっぱり色々感じてるんだなあと
こちらにも伝わって来ました。まだまだ小さいけれど、子供は子供の世界
の中で悔しかったり、伝わらなくてつらかったりすることも沢山あるはず。
甘やかすのはよくないとも思うけれど、ハーフというハンディも乗り越え
ないといけないから、私ができるのは、なるべく気づいてやって、恐れを
のぞいて、自信をつけてやることかな?と思っています。
彼にとって、そうできているといいな、と願いつつ。